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川崎重工、防衛省向け潜水艦「こくりゅう」を引き渡し
潜水艦「こくりゅう」を引き渡し
川崎重工は、3月9日午前11時30分から神戸工場西浜岸壁において、防衛省向け潜水艦「こくりゅう」の引渡式を原田防衛大臣政務官、武居海上幕僚長、山内装備施設本部長をはじめとする防衛省関係者ほかのご出席のもとに行います。
本艦は、潜水艦「そうりゅう」型の6番艦として当社が鋭意建造してまいりました。戦後、当工場で建造した潜水艦としては26隻目に当ります。
また、優れた水中運動性能および推進性能を持ち、船体には高張力鋼が使用されています。
さらに、スターリング機関採用による潜航性能の向上、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上およびステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施されています。
本艦の工程ならびに主要目は次のとおりです。
<工程>
起工:平成23年1月21日
進水:平成25年10月31日
竣工:平成27年3月9日
<主要目>
長さ:84.0m
幅:9.1m
深さ:10.3m
喫水(常備):8.4m
基準排水量:2,950トン
主機関:川崎 12V 25/25SB型 ディーゼル機関 2基
川崎コッカムス V4−275R スターリング機関 4基
推進電動機 1基
軸数:1軸
速力:20ノット
主要兵装:水中発射管 一式
その他:スノーケル装置 一式
※参考画像は添付の関連資料を参照
以上