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凸版印刷、ジャンプした瞬間の写真を撮影できる体験型デジタルサイネージシステムを開発

2015-03-04

凸版印刷、ジャンプした瞬間の写真を撮影できる、
体験型デジタルサイネージシステム「PopCamera」を開発


 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、体験型デジタルサイネージシステムの第2弾として、ジャンプ(ホップ)した瞬間の写真を撮影できる「PopCamera(ポップカメラ)」を開発。イベント会場や店舗で、そこでしか体験できないワクワク感を演出する新しいゲーミフィケーション(※1)のシステムとして、2015年3月中旬より本格的な販売を開始します。

 「PopCamera」は、デジタルサイネージの前でジャンプするだけで、その瞬間をデジタルサイネージのカメラが自動的に撮影するシステムです。クロマキー技術(※2)を使い背景を合成することが可能で、その場ならではの面白い写真が作成できます。さらに接続したプリンターから写真をその場でプリントアウト。イベントに参加した記念として持ち帰ることができ、Web等への投稿・拡散も可能です。
 「PopCamera」は、参加者のジャンプ写真を簡単に作成、これまでにない特別な体験を共有し、イベントを盛り上げます。
 なお本製品は、2015年3月3日(火)〜6日(金)まで開催される「リテールテックJAPAN2015」(会場:東京ビッグサイト)のトッパンブースにて展示します。

 *参考画像は添付の関連資料を参照


■開発の背景
 デジタルサイネージは、商業施設や公共施設などで広く利用されており、2012年の国内のデジタルサイネージ市場規模は約800億円、2020年にはその約3倍になると推定されています。イベントにおいても主催者側が作成したコンテンツを配信する媒体として利用されていますが、参加者側は情報を受け取るという形式が多く、より参加者の興味や関心を惹きつける利用方法が求められていました。
 そのような中、凸版印刷は従来、手が触れた瞬間が撮影できる体験型デジタルサイネージシステム「LoveCamera」を開発、イベント会場や流通店舗などで採用されてきました。
 今回、この実績とノウハウを活かし、来場者とのより一層の楽しいコミュニケーションを図り、イベント会場でしか体験できないワクワク感を提供できる、新しい体感型デジタルサイネージシステム「PopCamera」を開発しました。


■システム概要
 圧力センサーを設置したマットを、カメラ内蔵のデジタルサイネージに接続、圧力センサーのオン、オフにより、自動撮影を行います。
 具体的には、まず体験者が背景版(ブルーバック)の前に立って圧力センサー(マット)を足で踏みます。次に、その場でジャンプ(ホップ)、足が離れた瞬間をセンサーが感知し、デジタルサイネージの内臓カメラのシャッターが切られ自動撮影されます。自動的にクロマキー技術を使い背景画像と合成、様々な面白い写真が完成します。さらに、デジタルサイネージに接続したプリンターにて、撮影した写真をその場でプリントアウト、Webにも投稿・拡散が可能です。


■「PopCamera」の特長
・ジャンプした瞬間を自動撮影
 デジタルサイネージの前のマット上でジャンプし足が離れた瞬間を、デジタルサイネージのカメラが自動的に撮影します。撮影者は必要なく、固定カメラによる成功率の高い撮影が可能です。
デジタルサイネージに写真を表示
 デジタルサイネージと連動し、撮影された画像と背景画像との合成画像をその場で確認できます。
・その場で写真をプリントアウト
 デジタルサイネージに接続したプリンタで、写真をその場でプリントアウト。イベントでの思い出として持ち帰ることができます。
・Web連携により、イベントコンテンツとしてさらなる活用・拡散が可能
 凸版印刷が開発したイベント共創エンジン「HappyShare(※3)」など、Webを使用したシステムに連携することで、会場の大型モニターに写真を表示したり、画像を使ったポスター(フォトモザイク)加工も可能です。
・イベントに合わせたデザイン・演出
 デジタルサイネージの筐体や、デジタルサイネージの表示画面や、背景などをイベントに合わせてデザインできます。マラソン大会等のスポーツイベント、クリスマスやバレンタインなど季節のイベントにも対応可能です。


■価格
 イベントなどでの利用の場合(7日間レンタル)で、基本料金120万円から
 ※デジタルサイネージ、システム機器などの機材レンタル料、設置費用、ライセンス使用料を含む。
 (運送費や、通信費、プリンター用紙などの消耗品は別途)
 ※コンテンツの企画・運用などカスタマイズ費用は別途相談。


■今後の展開
 凸版印刷は、流通業界やイベント業界に向けて本サービスを提供し、2016年度に関連サービスを含め約10億円の売り上げを目指します。
 今後も凸版印刷は、デジタルサイネージを活用した新たなコミュニケーションメディアを開発し、サービス提供していきます。


(※1)ゲーミフィケーション
 ゲーミフィケーション(英:Gamification)とは、ゲームデザイン手法や仕組みを用いて問題の解決やユーザーの行動喚起を獲得すること。PopCameraはサイネージ等にゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せず上記と関わっていってもらうことが目的で開発。

(※2)クロマキー技術
 テレビや映像制作で使われているブルーバック合成を模したもので、均質な色(グリーン)スクリーンの前で人物を撮影し、背景に別の映像をはめこむ技術。

(※3)HappyShare
 HappyShare(ハッピーシェア)は、イベント参加者が自身のスマートフォンで撮影した写真を、専用Webサイトを使った簡単な操作でデジタルサイネージに表示できるサービスです。写真をリアルタイムで共有するだけでなく、アップロードした複数の写真に演出を加えることで、イベントを楽しく盛り上げることができます。


 *「PopCamera」は商標登録申請中です。
 *本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。


以上




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