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豊田通商と岩谷産業と大陽日酸、移動式水素ステーションを運営する新会社を設立

2015-02-18

日本初 商業用移動式水素ステーション開設へ
〜豊田通商、岩谷産業、大陽日酸の3社共同で水素供給の新会社を設立〜


 豊田通商株式会社(社長:加留部淳、本社:名古屋市、以下:豊田通商)、岩谷産業株式会社(http://www.iwatani.co.jp/jpn/)(社長:野村雅男、本社:大阪市、以下:岩谷産業)と大陽日酸株式会社(https://www.tn-sanso.co.jp/jp/index.html)(社長:市原裕史郎、本社:東京都品川区、以下:大陽日酸)は、本年2月6日に、3社で共同出資し、移動式水素ステーションを運営する新会社「合同会社日本移動式水素ステーションサービス(以下:新会社)」を設立しました。

 水素ステーションは、自動車各社の燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle:以下 FCV)の販売開始に伴い整備が進められており、日本政府は2015年度内に、100カ所程度に増やす目標を掲げ、補助金や規制見直しによる後押しを進めています。現在、全国で7カ所が開業していますが、FCV需要の高まりに合わせて供給拠点の更なる拡充が求められています。

 こうした状況を踏まえ、豊田通商、岩谷産業、大陽日酸の3社は、今後FCVの需要が見込まれる一方で水素ステーションの運用場所不足が懸念される時期において水素を供給する運用場所を拡充すべく移動式水素ステーションの設置・運営を共同で行う事で合意しました。移動式水素ステーションの特徴は、定置式に比べ敷地面積が3割程度で済むことや、建設工期が6割程度で済むことから、特に都市部における水素供給拠点として期待されています。

 新会社は、3月下旬を目途に、まずは東京都千代田区で商業用の移動式水素ステーションとしては日本初となる営業を開始し、今後更に都内1カ所、愛知県でも2カ所で開設する予定です。また愛知県庁の水素ステーション啓発事業への参画も予定しています。

 本事業において、豊田通商は新会社の事業運営管理を行い、岩谷産業と大陽日酸は水素供給設備の製造、新会社への水素供給と現場管理を行います。また新会社は、設備調達に係る資金については、三井住友ファイナンス&リース株式会社のリースを活用する予定です。

 新会社は、移動式水素ステーションの運営により、FCV向け水素インフラの構築とFCVの普及に貢献してまいります。


■「合同会社日本移動式水素ステーションサービス」会社概要
 会社名:合同会社日本移動式水素ステーションサービス
 事業概要:燃料電池車向け水素供給事業
 代表社員:豊田通商株式会社
 本社所在地:東京都港区港南2−3−13(豊田通商 東京本社内)
 設立日:2015年2月6日
 出資者:豊田通商、岩谷産業、大陽日酸(各社 1/3ずつ出資)
 資本金:3,000万円

 ※東京の営業開始予定地:
  ・東京都千代田区3番町6
  ・東京都大田区六郷1−35−15



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燃料電池車 愛知県庁 代表社員 名古屋市

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