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日本フランチャイズチェーン協会、2014年のコンビニエンスストア売上高を発表
CVS統計年間動向(2014年1月〜12月)
本統計はJFA正会員10社を対象としている。
《全店ベース売上高》
年間売上高は9兆7,309億円(前年比+3.6%)となり、前年比プラスで推移。
チェーンにより格差はあるものの積極的に出店したチェーンもあり年間を通じ前年比プラスとなった。
《既存店ベース売上高》
年間売上高は8兆8,315億円(前年比−0.8%)となり、前年比マイナスで推移。
2月は大雪の影響で食品・非食品のまとめ買いがあり、3月は消費税増税に伴う駆け込み需要で、たばこ等のまとめ買いがあったため前年を上回ったものの、4月以降は駆け込み需要の反動、天候不順、個人消費の低迷等により前年比マイナスとなった。
《店舗数》
12月末現在の店舗数は5万1,814店(前年比+5.0%)であり2,479店の大幅な増加となった。
《来店客数》
(1)全店ベース
年間を通して、前年比プラスで推移。
年間来店客数は160億5,499万人
(前年比+3.7%)となった。
(2)既存店ベース
1月、2月は前年比プラス、その他の10ヶ月は前年比マイナスで推移。
年間来店客数は147億1,387万人(前年比−1.1%)となった。
《客単価》
(1)全店ベース
年間平均客単価は606.1円
(前年比−0.04%)となった。
(2)既存店ベース
年間平均客単価は600.2円
(前年比+0.2%)となった。
全店・既存店共に2、3、8、11、12月は前年比プラスとなった。
既存店については、淹れたてコーヒーを含むカウンター商材や惣菜等が好調に推移したことにより、客単価が増加した。背景には女性の社会進出、単身世帯の増加、高齢化の進行等による食の外部化がある。
※グラフ資料は添付の関連資料を参照