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豊田通商、天然ガス焚き火力発電所建設の米国「リパワリング」プロジェクトに参画

2015-01-16

豊田通商、米国リパワリングプロジェクト初参画
〜ガス火力発電への転換で環境負荷低減に貢献〜


 豊田通商株式会社(以下「豊田通商」)は、米国マサチューセッツ州において、約700MWのSalem Harbor天然ガス焚き火力発電所(以下「セーラムハーバー発電所」)の建設・運営に参画します。本件の出資比率は、豊田通商が12.5%、米国のインフラ系ファンド Highstar Capital(以下「ハイスター社」)が87.5%となります。本件の開発を手掛けてきたFootprint Power Salem Harbor Holdings LP(以下「フットプリント社」)は種類株式を保有し、経営に参画します。

 本件は、もともとある老朽化した石炭・石油火力発電所を取り壊し、新たな天然ガス焚き火力発電所を建設する「リパワリング」プロジェクトです。当社は、2012年から開発パートナーのフットプリント社と共同で開発に着手してまいりました。老朽化した石炭火力や石油火力を天然ガスを燃料とした高効率コンバインドサイクル発電へと転換することで、環境負荷低減を実現します。2015年に建設を開始し、2017年の完工・商業運転開始を予定しています。

 米国では、老朽化した石炭火力発電所原子力発電所の退役による電力供給源の減少に対応するリパワリングのひとつとしてガス火力発電が期待されており、セーラムハーバー発電所は、高効率の新規電源として、北米の電力卸売市場の1つであるISO−NE(ニューイングランド独立系統運用者)を通じて電力を供給する計画です。

 豊田通商は、北米地域を電力事業分野における重要市場の1つと位置付け、売電形態の多様化と電力事業の拡大により、現地での電力安定供給に取り組んでいます。2013年のショア発電事業、2014年のセントチャールズ発電事業に続き、米国での電力卸売市場向け発電事業への参画は、本件で3件目となります。

 豊田通商は、今後も同市場での天然ガスの利用・エネルギー効率に優れたシステムの採用・再生可能エネルギー利用による環境に配慮した発電事業を積極的に推進してまいります。


<案件概要>
 案件名:Salem Harbor Power Project
 事業概要:米国ISO−NE電力卸売市場売電における天然ガス火力発電所の建設・運営
 所在地:米国 マサチューセッツ州セーラム
 持分構成:豊田通商 12.5%、ハイスター社 87.5%
 発電容量:700MW
 主要機器供給:ガスタービン2基、スチームタービン2基
 商業運転開始:2017年(予定)


<参考資料>

 ※添付の関連資料を参照




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