EMCジャパン、エンタープライズ向けEHCソリューションを提供開始

EMCジャパン、エンタープライズ向けハイブリッド　クラウド　ソリューションを提供開始
〜顧客環境に簡素化、選択肢、俊敏性を提供するサービスとソリューション〜


　東京発，２０１４年１２月１７日−
　EMCジャパン株式会社（略称：EMCジャパン、本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：大塚　俊彦、URL：http://japan.emc.com/）は、「EMC　Enterprise　Hybrid　Cloudソリューション（以下EHCソリューション）」の提供を開始したことを発表しました。「EHCソリューション」は、EMCとVMwareのハードウェア、ソフトウェア、サービスを統合し、パブリック　クラウドとプライベート　クラウド両方のメリットを活用できるソリューションです。また、ベスト　プラクティスやリファレンス　アーキテクチャを使用することで、わずか４週間でIT−as−a−service（ITaaS）を実装することができ、パブリック　クラウド　サービスの速さと俊敏性、またプライベート　クラウド　インフラストラクチャの管理のしやすさとセキュリティ面における安全性のどちらも両立することが可能になります。

　クラウド環境は、企業が新たなビジネスモデルやサービスを迅速に開発、提供するためのプラットフォームとして、今後日本国内でもますます普及していくと予想されます。しかし、多くの企業にとって、クラウド環境を利用するために、適切な技術の選択や人材の育成など、様々な課題を解決していく必要があります。「EHCソリューション」は、まさにこの課題を解決し、企業が新しいビジネスモデルを素早く構築するための解決策を提供します。また、急速に変化し続けるビジネスのニーズに対応するべき現代の企業にとって、プライベート　クラウドと、パブリック　クラウドの両方を適材適所で活用することは必須の要件となっています。「EHCソリューション」は、このようなニーズに合わせてプライベート、パブリック両方のクラウドサービスを柔軟に利用することができる選択肢を企業に提供します。

　IT部門は、信頼性の高いクラウド　サービスを提供する仲介役としての役割を果たしながら、ハイブリッド　クラウドの標準化のベースとなる管理機能とオーケストレーションテクノロジー（個々の能力を最大限に引き出しつつ調和させる技術）を自由に活用できます。その結果、従来型アプリケーションと次世代アプリケーションの両方をサポートし、経済的メリットのあるハイブリッド　クラウド　ソリューションが実現され、IT部門はビジネスにもたらす価値を実証するとともに、シームレスでセキュアな管理環境を提供できるようになります。


＜ITaaS（IT−as−a−Service：サービスとしてのIT）を実現＞
　「EHCソリューション」は、シンプルで自動化されたオンデマンド環境を提供できるようにデザインされており、下記のような、お客様に価値ある多くのメリットを提供します。
　・EMCプロフェッショナル　サービスを通じてわずか４週間で導入が可能
　・あらゆる範囲をカバーする自動化データ　サービスの利用
　・VMware　vCloud　Air、Microsoft　Azure、AWS、またEMCのテクノロジーを基盤にした他のクラウド　サービス　プロバイダをベースにした幅広いパブリック　クラウド　サービスとの統合
　・「VCE　Vblock」システムと「VSPEX」などのベスト　プラクティスやリファレンス　アーキテクチャの提供により、短時間で展開することが可能
　・EHCとして認定されたシステムに対してEMCのカスタマーサービスが単一窓口によるサポートを提供


＜エンジニアリングのハイライト＞
　EMCは、お客様が短時間で価値を引き出せるように、数千時間に及ぶエンジニアリングに時間を投資し、「EHCソリューション」を構築しました。
　・すべてのコンポーネントが確実に連携して機能を発揮できるように、エンド　ツー　エンドのテストと検証を実施
　・導入・展開を促進するベスト　プラクティスとリファレンス　アーキテクチャを用意
　・お客様に共通するユースケースをベースにした数百のワークフローにより、セルフサービスの提供と利用を促進
　・カスタム　エンジニアリングしたデザイン　テンプレートが、インフラストラクチャの事前定義されたサービス　レベルを提供し、様々なアプリケーションをサポート


＜業界をリードするクラウド　プラットフォーム　ソフトウェアをサポート＞
　２０１５年、EMCはMicrosoftおよびOpenStackテクノロジーを基盤に構築した「EHCソリューション」を提供する予定です。Microsoft　Cloud　Platform向けの「EHCソリューション」によって、お客様は既存のオンプレミス（自社運用型）EMCストレージ　ソリューションとWindows　Server　Hyper−VインフラストラクチャをMicrosoft　Azureと簡単に統合し、ハイブリッド環境全体を通じてアプリケーションを柔軟に展開し、処理負荷を管理することが可能になります。EMCは幅広い選択肢を提案し、お客様が選んだクラウド　プラットフォームのタイプに関係なく、ハイブリッド　クラウド環境を成功へ導くためのサポートを提供します。MicrosoftおよびOpenStack向けのEHCソリューションによって、EMCは現在提供しているVMware向けのEMC　Enterprise　Hybrid　Cloud　Federation　SDDC　Editionと同じ価値とメリットを、MicrosoftおよびOpenStack環境にまで広げます。


＜EMC　Enterprise　Hybrid　Cloudサービス＞
　EMCは、ユーザーがそれぞれのIT環境へ短時間で「EHCソリューション」を導入することをサポートするために、新しいプロフェッショナル　サービスと教育サービスを提供します。

　クラウド市場におけるリーダーの１社であるEMCは、これまでに１５，０００を超える案件の導入促進を支援し、導入に伴うすべてのステップを通じて、お客様のインフラストラクチャ、ビジネス　プロセス、アプリケーションの変革をガイドする、業界トップ　レベルの経験とノウハウを提供しています。ハイブリッド　クラウド　ソリューションを支える新しいアーキテクチャ　サービス、デザイン　サービス、導入サービスとともに、EMCはクラウド環境に伴う複雑さを排除する新しいプロフェッショナル　サービスも発表しました。
　・EMC　Managed　Services　for　Enterprise　Hybrid　Cloud：「EHC」のSLA（サービス　レベル契約）を通じ、エンド　ツー　エンドの運用管理サービスを提供します。このサービスでは、１年（または１年以上）の期間についてオンサイトまたはオフサイトでリソースを提供します。
　・EMC　Cloud　Advisory　Service：拡張性に優れ自動化されたアプローチを通じて、クラウド環境における処理負荷の適合性を判断するためのアプリケーション要件の分析を行い、コスト面と機能面の要件に基づいてパブリック　クラウドやプライベート　クラウドの適切な環境を提案します。
　・EMC　IT　Transformation　Workshop：無償の戦略的プランニング　サービスを通じ、EMCのコンサルティング　エキスパートが、お客様のサービス戦略、アプリケーション、運用モデル、インフラストラクチャを網羅したIT変革のための具体的な手順の優先度の決定をサポートします。また、同業他社や競合他社に対するベンチマークを提供します。
　・Education　Services（教育サービス）：「EHC」を管理、運用するITスタッフ向けに、必要なスキルを身に付けるためのトレーニング　サービスを提供します。


＜価格と提供について＞
　■価格：個別見積もり
　■提供について：
　　・VMware向けのEMC　Enterprise　Hybrid　Cloud　Solution　Federation　SDDC　Editionは、本日より、EMCジャパンおよびEMCジャパンのビジネスパートナーから提供します。
　　・Microsoft　EditionおよびOpenStack　Editionは２０１５年に提供開始予定
　■ソリューション詳細について：http://japan.emc.com/cloud/hybrid-cloud-computing/index.htm


＜EMCについて＞
　EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。
　http://japan.emc.com/


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