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三井化学、中国上海市のエチレン・プロピレン・ジェン共重合ゴムプラントを本格稼動
上海中石化三井弾性体有限公司の本格稼動開始について
三井化学株式会社(日本東京都港区、社長:淡輪敏、以下:三井化学)と、中国石油化工股■有限公司(中国北京市、総裁:李春光、以下:Sinopec)の共同出資会社である上海中石化三井弾性体有限公司(中国上海市、董事長:侯勇、以下:SSME)は、建設を進めて参りました世界最大規模のEPT(エチレン・プロピレン・ジェン共重合ゴム)プラントの本格稼動を開始しましたので、お知らせ致します。
※■印の文字は人偏に「分」の文字です
EPTは、耐候、耐オゾン性、耐熱・耐寒性、電気特性、耐化学薬品性に優れた合成ゴムであり、自動車部品(グラスランチャンネルやウェザーストリップスポンジ等)、電線ケーブル、その他工業部品に幅広く使用されており、中国では自動車産業、社会インフラ(鉄道等)の急速な拡大に伴い、EPTの需要が大幅に増加しております。
本プラントの稼働開始により、優れた特性・機能と充実した技術サービスで、中国EPT市場のニーズにお応えし、高品質のEPTを安定供給してまいります。
※参考画像は添付の関連資料を参照
<SSME及びプラントの概要>
(1)社名:上海中石化三井弾性体有限公司(SSME)
(2)所在地:中国上海市・上海化学工業区
(3)設立時期:2012年5月28日
(4)資本金:約630百万人民元
(5)出資比率:三井化学50%、Sinopec50%
(6)事業内容:EPTの製造・販売・製品技術サービス
(7)商品名:中石化三井EPT^(TM)
(8)生産能力:7.5万トン/年
(9)採用技術:三井化学メタロセン触媒技術
【Sinopecについて】
中国石化は中国最大のエネルギー資源化学会社の一社であり、川上から川下までの事業を垂直統合で一括で行っています。その主な事業は、石油・天然ガスの探査・採掘、精製、パイプライン輸送、販売;石油化学製品、化学繊維、化学肥料などの製造、販売、貯蔵、輸送;石油・天然ガス・石油化学製品等及び関連技術の輸出入並びに輸出入の代理;技術の研究・開発・応用です。「美しい生活のために」という企業使命を掲げ、「人、責任、誠実、精細、革新、ウィン・ウィン」という企業の中心的な価値観のもと、資源戦略、市場戦略、垂直統合戦略、グローバル化戦略、差別化戦略及び低炭素グリーン戦略を実行し、世界一流のエネルギー資源化学会社を目指しています。
以上