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三菱電機インフォメーションテクノロジー、ネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録3.0」を発売
最新動画圧縮カメラ対応とディスクの大容量化で録画時間を約5倍に。
ネットワークカメラ用録画・配信サーバ「ネカ録3.0」発売
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社(取締役社長 増田 幹夫)は、監視システムを構築するためのネットワークカメラ用録画・配信サーバ「ネカ録」シリーズの新商品として、最新動画圧縮カメラからの画像を直接録画し、従来比で1.5 倍(※1) の24TB ディスクを内蔵することで、従来比約5 倍(※1) の録画時間を実現したネットワークカメラ用録画・配信サーバ「ネカ録3.0」を、2011 年4 月20 日から発売し、合計で年間4,000 台の販売を目指します。
新製品の特長
1.最新動画圧縮カメラに対応
最新動画圧縮カメラに対応し、カメラから送信される最新動画圧縮形式(H.264/AVC(※2))の画像を直接録画しますので、従来の「ネカ録2.0」(モーションJPEG 形式)と比較して約3 倍の長時間録画が可能です。また、従来の「ネカ録AVC」と比べて、画像変換の性能制約が無くなり、最高10 倍(※3) の高フレームレートで録画できます。
2.ディスクの大容量化
2U サイズと省スペースなラックマウントモデルであるNS−5700 に、従来比で1.5 倍(※1) の24TB ディスク内蔵モデルを追加しました。高精細なメガピクセル(※4) の画像を、カメラ16 台で約1 年間録画(※5) できます。
3.カメラ64 台サポート
1 台の「ネカ録3.0」で64 台のカメラの同時録画・配信が可能です。マルチベンダーのカメラに対応していますので、豊富な機種の中からお客様のご要望に合ったカメラを選択できます。
「ネカ録3.0」発売の概要
・型名:NS−5700
・最大接続カメラ数:64台
・最大録画時間:約17,100時間(※6)
・物理ディスク容量:24TB/16TB/8TB/5TB
・価格:オープン
・発売日:4月20日
・型名:NS−3500
・最大接続カメラ数:64台
・最大録画時間:約5,400時間(※6)
・物理ディスク容量:8TB/4TB/2TB/1TB
・価格:オープン
・発売日:4月20日
・型名:NS−1500
・最大接続カメラ数:64台
・最大録画時間:約780時間(※6)
・物理ディスク容量:1TB/500GB
・価格:オープン
・発売日:4月20日
(※1):「ネカ録2.0」 NS−5700(16TB、RAID6 モデル)との比較。実効容量は約1.7 倍(約20TB÷約12TB)。RAID(レイド)はRedundant Array of Independent Disks の略で、後ろの数字は方式を示します。
(※2):H.264/AVC(Advanced Video Coding):国際標準策定団体ITU−T とISO/IEC の動画圧縮規格。
(※3):NS−5700AVC の画像変換コマ数と「ネカ録3.0」NS−5700 の録画コマ数の比較。
(※4):メガピクセル:SXVGA、横1280×縦960 ピクセル。
(※5):24TB、RAID6 モデルで、H.264/AVC(平均画像容量30KB)、各カメラ秒1 コマ録画時。
(※6):カメラ16 台、VGA、H.264/AVC(平均画像容量10KB)、各カメラ秒2 コマ録画時。
※ 商品画像などは、関連資料参照