京セラ、発電状況などを確認できる住宅用太陽光発電モニターの新型「ＥＣＯＮＯＮＡＶＩＴ」を発売

住宅用太陽光発電モニタ　新型『ＥＣＯＮＯＮＡＶＩＴ（エコノナビット）（Ｒ）』新発売
デザインや機能をシンプルにすることでよりお求めやすい価格に



　京セラ株式会社（社長：久芳　徹夫）は、住宅に設置した太陽光発電システムの発電状況などをグラフィック表示でわかりやすく確認できる発電モニタの新製品として、新型『ＥＣＯＮＯＮＡＶＩＴ（エコノナビット）』を開発しました。
　本年３月１日（火）より株式会社京セラソーラーコーポレーション（社長：財部　行廣）を通じて発売開始しますのでお知らせいたします。


＊製品画像は添付の関連資料を参照


　このたびの新製品は、２００９年１１月に開始された余剰電力の買取制度（※１）の導入により、特に「売電」に関心を持たれるお客様が増えている状況に対応し、どれだけ電気を発電しているのか（発電電力）、使っているのか（消費電力）、どれだけ電気を電力会社に売っているのか（売電電力）がリアルタイムに確認できます。また、売電電力量などを金額換算（※２）した目安値を、接続したパソコンで表示する新たな機能を追加しました。さらに、搭載機能をよりシンプルに分かりやすくした他、モニタのデザインを一新したことで、８４，０００円（消費税込）という価格を実現しました。


■太陽光発電モニタ『エコノナビット（Ｒ）』シリーズについて
　当社は、２００３年６月に、業界で初めて「ワイヤレス方式」と「大型カラー液晶表示」を可能にした住宅用太陽光発電モニタ『エコノナビット』を発売。その後、２００６年１０月に、更に機能を充実させた『エコノナビットｉｉ』を発売しました。発電状況が一目で分かりやすいことや楽しく多彩なコンテンツを備えていることから、ご家庭に太陽光発電システムを導入いただく方の８〜９割のお客様がセットで購入される状況です。
　このたびの新型『エコノナビット』は、機能の充実とシンプルなデザインの新製品として、今後も拡大が予測される住宅用太陽光発電市場に向けて提供してまいります。

　※１　住宅用４８円／ｋＷｈ、非住宅用は２４円／ｋＷｈ、自家発電設備併設の場合は住宅３９円／ｋＷｈ、非住宅は２０円／ｋＷｈ。買取期間１０年。（２０１１年２月２１日時点）
　※２　売電電力量の金額換算は、接続したパソコンにて付属のＣＤ−ＲＯＭを使用し行います。表示モニタには金額は表示されません。また、金額換算値はあくまで目安であり、実際の金額とは異なります


■新型『エコノナビット（Ｒ）』の主な特長
　１．パソコンに接続することで、発電状況の比較や金額換算（※２）する新機能を搭載
　　発電モニタをパソコンに接続することで発電・消費・売電・買電の電力量を金額換算（試算値）する機能が新たに加わりました。また、発電電力量などの数値データをパソコンに保存・管理でき、日間・月間・年間の発電状況を比較することができます。

　２．発電状況や消費状況をリアルタイムに把握できる
　　発電電力、消費電力、売電電力をリアルタイムで把握できます。また、１日、１ヶ月、１年と発電状況が把握できるため、どれだけのＣＯ２を削減したかもチェックできます。

　３．省エネ目標値を設定し、家族で節電意識を高められる
　　毎月の消費電力量の目標値を設定でき、実際の消費電力量とグラフや数字などで進捗状況が把握できます。１日の終わりや月末には家族で達成度合いを確認するなど、節電意識の向上につながります。

　４．カラー液晶とタッチパネル方式で、わかりやすく親しみやすい画面に
　　４．７型カラー液晶でグラフィカルに表示し、画面に直接触れて操作するタッチパネル方式を採用することで、わかりやすく親しみやすい画面としています。また、白を基調とした表示画面外枠を採用し、屋内に調和しやすいデザインといたしました。さらに、メイン画面に「でか文字表示」機能を追加し、発電電力などを大きな文字で表示することができます。

　５．ワイヤレスだから住宅内のさまざまな場所に持ち運び可能
　　ワイヤレス（無線データ通信）方式なので場所を固定せず、屋内のさまざまな場所に自由に移動させることができます。外出前の玄関で消費電力チェックを行い、電気の消し忘れを防ぐこともできます。また、無線データ通信が適していない環境では、有線接続を選択できるよう、改良を加えました。


■製品概要
　・品名：ＥＣＯＮＯＮＡＶＩＴ（エコノナビット）（Ｒ）
　・型式：ＰＭＤ４７Ｃ
　・希望小売価格：８４，０００円（消費税込）※電流センサー、ケーブル類は別売
　・同梱内容：表示機本体、送信機、ＡＣアダプター、スタンド、ＣＤ−ＲＯＭ、
　　　　　　　　取り付け金具・ねじ一式、工事説明書、設定手順書、取扱説明書
　・発売日：２０１１年３月１日（火）