日本産業機械工業会、６月の産業機械輸出契約状況を発表

平成２６年６月　産業機械輸出契約状況


１．概要
　本月の主要約７０社の輸出契約高は、２，５８０億４，６００万円、前年同月比１８９．０％となった。

　プラントは３件、１，５４２億１，８００万円、前年同月比４３８．１％となった。

　単体は１，０３８億２，８００万円、前年同月比１０２．５％となった。

　地域別構成比は、ロシア・東欧５８．０％、アジア２３．１％、アフリカ９．７％、北アメリカ４．１％、ヨーロッパ２．７％、中東１．８％となっている。


２．機種別の動向
　（１）単体機械
　　［１］ボイラ・原動機
　　　　　　アフリカの増加により、前年同月比１４２．２％となった。
　　［２］鉱山機械
　　　　　　アジアの増加により、前年同月比４６７．４％となった。
　　［３］化学機械
　　　　　　アジア、アフリカの増加により、前年同月比１２４．７％となった。
　　［４］プラスチック加工機械
　　　　　　アジア、中東の減少により、前年同月比９８．９％となった。
　　［５］風水力機械
　　　　　　中東、北アメリカ、南アメリカ、アフリカの減少により、前年同月比６２．４％となった。
　　［６］運搬機械
　　　　　　アジアの減少により、前年同月比６１．３％となった。
　　［７］変速機
　　　　　　アジア、ヨーロッパ、北アメリカの増加により、前年同月比１２２．６％となった。
　　［８］金属加工機械
　　　　　　アジア、北アメリカの減少により、前年同月比３２．１％となった。
　　［９］冷凍機械
　　　　　　ヨーロッパが減少したものの、アジアの増加により、前年同月比１００．７％となった。

　（２）プラント
　　　　　ロシア・東欧の増加により、前年同月比４３８．１％となった。


　※以下の資料は添付の関連資料「平成２６年６月　産業機械輸出契約状況」を参照
　　・（表１）平成２６年６月　産業機械輸出契約状況　機種別受注状況
　　・（表２）平成２６年６月　産業機械輸出契約状況　機種別・世界州別受注状況