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三菱電機、省エネ効果を予測する「照明省エネシミュレーション技術」など開発

2011-02-18

オフィスビルの特性を再現して、省エネ効果を予測
「オフィスビル省エネシミュレーション技術」を開発



 三菱電機株式会社は、オフィスビルそれぞれで異なる環境(特性)を再現して省エネ効果を予測する「オフィスビル省エネシミュレーション技術」として、執務者の座席位置と在不在を考慮できる「照明省エネシミュレーション技術」と、ビルの熱特性や発熱量を過去のデータから推測できる「空調省エネシミュレーション技術」を開発しました。
 本技術により、お客様のビルの照明や空調に省エネ対策を適用した時に得られる効果と快適性を導入前に予測することが可能になります。


※技術のイメージは、添付の関連資料を参照


<主な開発成果>

1.執務者の座席位置と在不在を考慮した照明省エネシミュレーション技術
 ・照明配置、機種、壁の反射率に加え、執務者の座席位置と在不在を考慮してビル環境を再現
 ・再現した環境下で、さまざまな照明動作を模擬し、消費電力量と明るさを予測
 ・実際のビルに当社開発の省エネ制御を導入した結果、消費電力量を33%削減できることを確認

2.ビルの熱特性を考慮した空調省エネシミュレーション技術
 ・過去の気象データと空調機運転データから、建物の熱特性と人やPCの発熱量を推測
 ・再現したビル環境と気象予報から、空調機の最適な運転スケジュールを立案
 ・実際のビルに立案した最適冷房運転を適用した結果、消費電力量を22%削減できることを確認

3.提案段階で、省エネ効果と快適性が予測可能
 ・お客様ビルへ省エネ対策を提案する段階で、消費電力量と快適性を予測可能


<今後の展開>
 照明設備と空調設備の導入・更新・サービス提供時に利用可能な省エネ評価ツールとして、2012年度以降に順次活用していきます。


特許
 国内5件、海外3件 出願済


<開発の背景>
 近年、オフィスビルのエネルギー消費増加は著しく、省エネ対策が急務となっています。特に消費電力量の約6割から7割を占める照明と空調の省エネ対策は重要な課題であり、各種センサーと連動した自動制御による省エネ運用や省エネ性能が高い機器への入れ替えなど、さまざまな省エネ対策が提案されています。
 しかし、省エネ対策を導入する際、従来はビルの特性まで考慮して省エネ効果を予測することは困難でした。例えば、照明の場合、器具の配置や機種に基づく予測は可能でしたが、執務者の座席位置や在不在などの特性まで考慮した予測は困難でした。また、空調の場合、ビルの断熱性に関する詳細な情報が必要であり、オフィスビルそれぞれの特性を考慮することが困難でした。
 そこで当社は、執務者の在席状況を考慮した照明の省エネ効果予測や、ビルの断熱性に関する詳細情報なしに空調の省エネ効果予測が可能な「オフィスビル省エネシミュレーション技術」を開発しました。これにより、お客様のビルの特性を考慮した上で、空調や照明の省エネ効果を事前に把握することが可能となります。


※開発成果の詳細などは、添付の関連資料を参照

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シミュレーション 三菱電機 特許

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