東京商工リサーチ、２０１４年上半期（１−６月）の全国企業倒産状況を発表

【倒産月報】２０１４年上半期（１−６月）

　倒産件数は５，０７３件　上半期としては１９９１年以来の低水準

　２０１４年上半期（１−６月）全国企業倒産状況
　（負債総額１，０００万円以上倒産）

　倒産件数：５，０７３件（２）
　負債総額：１兆５４１億６００万円

　前年度比：件数　　−９．７％（前年同期　５，６２０件）
　　　　　　　負債　−４１．３％（前年同期　１兆７，９８７億１，７００万円）
　（％は小数点２位以下切捨）


＜ダイジェスト＞
　◆倒産件数：前年同期比９．７％減の５，０７３件、上半期としては１９９１年（４，７２３件）以来の低水準
　◆負債総額：前年同期比４１．３％減、上半期としては過去２０年間で最小
　◆形態別件数：法的倒産の構成比が上半期としては過去最高８５．５％
　◆産業別件数：１０産業すべてで前年同期を下回る
　◆負債額別：負債１０億円以上の大型倒産が１４８件、上半期過去２０年間で最少
　◆地区別件数：９地区のうち九州を除く８地区で前年同期を下回る
　◆上場企業倒産がゼロ件、上半期としては２３年ぶりの発生なし
　◆金融円滑化法に基づく貸付条件変更後の倒産が１３３件、前年同期比４５．７％減
　◆「東日本大震災」が影響した「震災関連」倒産が１０１件、前年同期比４６．８％減
　◆従業員数５人未満の構成比６８．８％、上半期としては過去２０年間で２番目の高率
　◆中小企業倒産（中小企業基本法に基づく）が上半期最少の５，０７０件（構成比９９．９％）


■関連リンク　東京商工リサーチ　オフィシャルサイト
　（http://www.tsr-net.co.jp/）


　※グラフ資料などは添付の関連資料を参照