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川崎重工、中国現地会社で61型ばら積運搬船「WESTERNAKIHABARA」を引き渡し
ばら積運搬船「WESTERNAKIHABARA」の引き渡し
川崎重工は、7月8日に中国南通市の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)において、HANDBELLSHIPPINGS.A.(ハンドベルシッピングエスエー)向け61型ばら積運搬船「WESTERNAKIHABARA(ウエスターンアキハバラ)」(当社第8010番船/NACKS第NE155番船)を引き渡しました。
本船は、当社がNACKSと共同で開発した61型ばら積運搬船の1番船です。
本船の引き渡し、主要目ならびに特長は次のとおりです。
<引き渡し>
2014年7月8日
<主要目>
全長 :199.90m
長さ(垂線間長):197.00m
幅(型) :32.24m
深さ(型) :18.60m
満載喫水(型) :13.00m
総トン数 :34,617トン
載貨重量トン数 :61,630トン
貨物倉容積 :77,546m3
主機関 :HHM−MAN B&W 6S50ME−B9.2−TII ディーゼル機関1基
連続最大出力 8,130kWX108回転/分
航海速力 :約14.45ノット
定員 :25名
船級 :日本海事協会(NK)
船籍 :パナマ
<特長>
1)船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を有しています。また、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能です。
2)省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関および高効率タイプのプロペラ、さらに当社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブならびにコントラフィン付セミダクト、および抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。
3)主機関および発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応しています。
以上
※参考画像は添付の関連資料を参照