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武田薬品、消化性潰瘍治療剤ランソプラゾールと低用量アスピリンの配合剤「タケルダ 配合錠」を発売

2014-06-18

消化性潰瘍治療剤ランソプラゾールと低用量アスピリンの配合剤「タケルダ(R)配合錠」の
日本における発売について



 当社は、本日、アスピリン/ランソプラゾール配合剤「タケルダ(R)配合錠」(消化性潰瘍治療剤「タケプロン(R)」(一般名:ランソプラゾール)と低用量アスピリンの合剤)を日本で発売しましたのでお知らせします。本剤は、1錠中にアスピリン100mgとランソプラゾール15mgを含有する錠剤であり、低用量アスピリンプロトンポンプ阻害薬を配合した日本初の薬剤です。

 高齢化が進む日本では、脳梗塞や心筋梗塞の再発予防のために、低用量アスピリンを服用する患者さんが増加しています。一方、低用量アスピリンの長期投与により胃潰瘍や十二指腸潰瘍が引き起こされることがあり、低用量アスピリンの継続投与を必要とする患者さんにおいて潰瘍発症を抑制することが重要となっています。特に胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往がある患者さんに対しては、プロトンポンプ阻害薬を併用投与することが国内外のガイドラインにおいて推奨されています。

 平成24年社会医療診療行為調査によると、脳梗塞や虚血性心疾患の患者さんの半数以上が5種類以上の薬剤を服用しています。既にタケプロンと低用量アスピリンを服用している患者さんにおいては、タケルダ配合錠に変更することで服用薬剤を減らすことが可能となります。また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往があり低用量アスピリンを服用している患者さんにおいては、服用剤数を増加させずに潰瘍発生を抑制することが期待できます。

 当社の取締役 医薬営業本部長の岩崎真人(*)は、「心血管イベントを起こされた患者さんは、再発予防のために長期にわたり低用量アスピリンを服用する必要があります。タケルダ配合錠は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往があり、低用量アスピリンタケプロンを併用している患者さんのアドヒアランス(※)向上に貢献できると考えています。今後も利便性の高い治療オプションを患者さんや医療関係者へ提供できるよう、取り組んでまいります」と述べています。

 *取締役 医薬営業本部長の正式表記は添付の関連資料を参照

 ※患者さんが積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を実施・継続すること。


以上


(参考)

<タケルダ(R)配合錠の概要>

 製品名:
 タケルダ(R)配合錠

 一般名:
 アスピリン/ランソプラゾール

 用法・用量:
 通常、成人には1日1回1錠(アスピリン/ランソプラゾールとして100mg/15mg)を経口投与する。

 効能・効果:
 下記疾患又は術後における血栓・塞栓形成の抑制(胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往がある患者に限る)
 ・狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA)、脳梗塞)
 ・冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮的冠動脈形成術(PTCA)施行後

 薬価:
 タケルダ(R)配合錠:
 89.3円


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