EMCジャパン、中堅中小市場に最適なユニファイドストレージなど販売開始

EMCジャパン、仮想化統合基盤を「新定義」するエンタープライズクラスの機能をエントリーモデルに搭載
中堅中小市場に最適なユニファイド　ストレージおよびデータ保護ストレージの販売を開始


　２０１４年６月４日、東京発：
　EMCジャパン株式会社（略称：EMCジャパン、本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：山野　修、URL：http://japan.emc.com/）は、本日、エンタープライズクラスの機能をエントリーモデルに搭載し、中堅中小市場に最適なソリューション「VNX」ファミリーの新しい製品「VNXe３２００」および、同市場向けのデータ保護ストレージ「Data　Domain　DD２２００」の販売開始を発表しました。両製品群の提供開始により、仮想化統合基盤を「新定義」し、日本における中堅中小市場の拡大を狙います。

　今回発表する「VNXe３２００」は、エンタープライズクラスのストレージ用に開発された数々の画期的な技術を搭載し、仮想統合基盤を「新定義」するユニファイド　ストレージです。マルチコアを最適化する「EMC　MCx」およびパフォーマンスを加速させる「EMC　FAST」機能を搭載し、自動階層化機能とフラッシュの能力を最大限に活用できるように設計されているため、従来の「VNXe」モデルとの比較で、仮想環境上でのアプリケーションやメールアプリケーションなどのパフォーマンスを３倍以上も向上させることが可能です。また、iSCSIやNFS／CIFSといった統一プロトコルのサポートに加え、FC（ファイバーチャネル）を新たにサポートすることでユニファイド　ストレージとしての機能をさらに高めるとともに、セットアップから管理、サポートまで、ストレージのライフサイクル全体を通じ「VNXe」の最大の特長である使いやすさも強化しました。

　「Data　Domain」ファミリーに追加された「Data　Domain　DD２２００」は、論理容量で最大８６０TBまで保存可能なデータ保護ストレージのエントリーモデルです。「Data　Domain　Operating　System　５．５」を搭載し、セキュアなマルチテナント機能でクラウド環境にも対応します。強化されたアーカイブ機能でアーカイブとバックアップの統合も実現します。同じエントリーモデルである「DD１６０」と比較して４．２倍の性能と４．３倍の実行容量、また３倍のストリーム数を提供し、シンプルで効率的なデータ保護ソリューションを提供します。


　本日発表した製品群の詳細は以下の通りです。


１．「VNXe３２００」
　・３倍の仮想マシン、３倍の仮想デスクトップ、３倍のMicrosoft　SQLトランザクション、３倍のExchangeメールボックスのサポートを通じ、複数のワークロードの飛躍的なパフォーマンス向上が実現されます。
　・「EMC　Unisphere」によって、１５分未満でNASやSANのセットアップが可能なため、導入と管理が簡素化します。
　・小型で容量効率の高い製品で、これまで以上のパフォーマンスを提供します。「VNXe３２００」は、わずか２Uコンフィギュレーションで百を超える仮想マシン（VM）と数百の仮想デスクトップをサポートします。シンプロビジョニングとファイルの重複排除によって、容量の要件が最大半分に軽減されるとともに、スペース効率に優れたスナップショット　テクノロジーによって、直接「Unisphere」から本番データのコピーを簡単に作成できます。
　・「VNXe３２００」は、実証済みのインフラストラクチャ「VSPEX」でも利用可能です。


２．「Data　Domain　DD２２００」
　・２Uコンフィグレーションで最大８６０TBの論理容量を保護
　・２スロットのIOモジュールに１０Gイーサネット、１Gイーサネットまたは８Gb　FCのIOモジュールを増設可能
　・標準機能により、Webベースの管理ツール「Data　Domain　System　Manager」又はSSHベースのCLI（コマンド　ライン　インターフェース）によってシンプルなオペレーションでの管理が可能
　・複数の「Data　Domain」システムを統合管理するオプション仮想アプライアンス「Data　Domain　Management　Center」による管理も可能
　・最大１７．２TBの実行容量
　・最大４．７TBの書き込みスループットを実現
　・SMB市場に特化したデータ非脆弱性アーキテクチャを実現するために、新しくPRAMを実装


＜価格と提供について＞

■価格：
　「VNXe３２００」：１，２６５，０００円（税別）〜
　（最小構成：VNXe３２００　Dual　SP２．５インチSAS、６００GB、１０krpm×６本（実効３．２TB）オプションソフトウェアや保守料を除く）
　※rpm＝revolution　per　minute（回転毎分）

　「Data　Domain　DD２２００」：２，２００，０００円（税別）〜
　（最小構成：DD２２００−１４TB（７×２TB　SAS　HDD）、オプション　ソフトウェアや保守料を除く）


■提供について：２０１４年６月４日より、EMCのビジネスパートナーを通じて提供します。


　＊製品写真は添付の関連資料を参照


■EMCジャパン株式会社について
　EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。http://japan.emc.com/


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