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アズビル、海外建物へのリモートメンテナンスサービスを開始

2014-05-01

アズビル(株)、海外建物へのリモートメンテナンスサービスを開始
−グローバルでのサービス事業基盤を強化−


 アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2−7−3 社長:曽禰寛純)は、グローバル展開施策の一つとして、海外建物における遠隔モニタリング(リモート)でのメンテナンスサービスを、2014年4月より開始しました。

 当社はこれまでも日本国内において、ビルマネジメントシステム(BMS)納入後のサービス・メンテナンス、改修提案を通じて、建物の室内環境改善や省エネルギー、設備改修などの価値提供に努め、お客さまから高い信頼をいただいています。さらに海外でのBMS納入増加に伴い、メンテナンスや省エネソリューションといった、各種診断サービスや保守・ビル管理効率化のニーズも高まっており、このたび当社は国内のサービスインフラを拡張し、海外建物とも接続できる新たなネットワークインフラを構築しました。

 このインフラ活用で、高度な診断技術を持つ日本国内のエンジニアが技術支援やデータ解析などのサポートを行い、海外現地法人スタッフとの連携を図ることにより、海外のお客さまにも、日本で培った高品質のサービスやソリューションの提供が可能となります。当社製BMS納入ビルに日本からのリモートによる故障診断、設備制御診断、省エネ診断を行い、海外現地法人により点検、復旧、コンサルティングの対応を実施します。

 日本でのリモートメンテナンスサービスの提供は、既に国内1,800ビルとのネットワーク接続実績があります。今回、海外建物へのリモートメンテナンスサービスを開始するにあたり、既にタイでの実施が決定しており、今後、ベトナムシンガポールにおいても展開予定です。海外におけるビルディングオートメーション事業のサービス関連売上は2012年度実績6億円ですが、これを2016年度には約15億円まで拡大する計画です。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

 azbilグループは「人を中心としたオートメーション」の理念の下、3つの事業(ビルディングオートメーション(BA)事業、アドバンスオートメーション(AA)事業、ライフオートメーション(LA)事業)を通じて、国内外でのグローバル展開を進めています。またエネルギーマネジメントを重要な事業領域として位置づけ、国内での強みであるサービス・メンテナンス事業を海外展開し、事業の成長と効率性を高めたいと考えており、今回の取組みもその一環です。

 当社はグループ理念である「人を中心としたオートメーション」の下、これからも建物のライフサイクルを通じて価値を創出する製品、サービス、ソリューションを提供し、グローバルのお客さまのビジネスに貢献してまいります。

 株式会社 山武はアズビル株式会社へ社名を変更いたしました。

 ご参考:海外サービスインフラのイメージ

 ※添付の関連資料「参考資料」を参照



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