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日立、モバイルワークスタイル向けに機能強化したシンクライアントを販売

2014-04-24

モバイルワークスタイル向けに機能強化したシンクライアント
「FLORA Se210 RK4」を販売開始
長時間バッテリー駆動や薄型・軽量化など使いやすさを追求


 ※製品画像は添付の関連資料を参照


 株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、企業向けシンクライアント「FLORA Seシリーズ」の新モデルとして、モバイルワークスタイル向けに長時間バッテリー駆動などの機能を強化したモバイル型シンクライアント「FLORA Se210 RK4」を製品化し、4月22日から販売を開始します。
 本製品は、消費電力をわずか6W(ワット)(*1)に低減することで、従来モデル比約1.7倍(*2)となる約7時間の長時間バッテリー駆動を可能としたほか、さらなる軽量・薄型化により携帯性に優れた端末です。また、表示画面は従来モデルと同様に13.3型ワイド液晶画面を踏襲し、外出先や自宅でのモバイルワークにおいても、オフィスでのデスクワークにおいても、効率よく業務を進めることができます。

 *1 2012年7月販売開始の従来モデル「FLORA Se210 RK3」の標準的な消費電力は10W。
 *2 2012年7月販売開始の従来モデル「FLORA Se210 RK3」との比較。無線LANをオンにして測定するなど、2014年4月1日から施行された新基準であるJEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)バッテリー動作時間測定法 Ver.2.0による。

 昨今、企業では、事業継続性の強化や業務の生産性の向上などに加え、従業員のワークライフバランスを実現するため、時間や場所に縛られないモバイルワークスタイルに関心が高まっており、高いセキュリティを確保した仮想デスクトップ環境(Virtual Desktop Infrastructure/以下、VDI)(*3)の活用を検討する動きが加速しています。
 そのため、VDIシステムでのクライアント端末には、薄型・軽量化によるモバイルワークにふさわしい優れた携帯性とともに、表示画面サイズや解像度の確保といったデスクワーク時の操作性と強固なセキュリティ性が求められています。

 *3 クライアント端末側には画面表示など必要最小限の機能のみをもたせ、データセンター側でアプリケーションソフトウェアの処理やデータ保管を集中して行うクライアント環境。

 日立は、2004年からモバイル型シンクライアントを活用したVDIシステムをグループ内にいち早く導入し、在宅勤務やオフィスのフリーアドレス化など、ワークスタイルの改革に先駆的に取り組み、現在では国内最大規模(*4)となる約9万ユーザーが利用するシステムに拡大しています。また、自社導入の経験を生かし、日立プラットフォーム製品とシトリックス社、ヴイエムウェア社をはじめとするパートナー企業のソフトウェアを組み合わせ、300社以上のお客さまにVDIシステムを提供しています。
 2013年には、これらのノウハウを基盤として、VDIを核とする日立クライアント統合ソリューション「Hitachi unified client experience platform」を体系化するとともに、専門組織を設立し、お客さまの新たなビジネス価値の創出に最適なクライアント環境の提案・構築を推進しています。

 *4 2014年4月21日時点で稼働しているVDIシステムとして。日立調べ。

 今回、日立は長時間バッテリー駆動とさらなる軽量・薄型化により携帯性を追求したモバイル型シンクライアント「FLORA Se210 RK4」を開発しました。なお、オフィスで固定して利用する場合には、小型・省スペースのデスクトップ型シンクライアント「FLORA Se330 BU3」(*5)が適しており、ユーザーのワークスタイルなどによって使い分けることが可能です。

 *5 2013年10月より販売開始、12月より出荷開始。

 日立は、今後も、「FLORA Seシリーズ」をはじめとした関連製品の強化、VDI関連クラウドサービスの拡大、パートナー各社との協業推進により、日立クライアント統合ソリューション「Hitachi unified client experience platform」を強化していきます。


<モバイル型シンクライアント「FLORA Se210 RK4」の特長>

1.長時間バッテリー駆動の実現
 標準的な動作時の消費電力をわずか6W(*1)に抑えることで、従来モデル比約1.7倍(*2)となる7時間の長時間バッテリー駆動を可能とし、外出・出張時にも快適に利用することができます。また、真夏の日中など電力消費のピーク時に自動的にバッテリー駆動に切り替わるピークシフト機能やバッテリー寿命診断機能といった節電機能を装備しています。

2.モバイルでの携帯性とオフィスでの操作性を両立
 従来モデルから軽量化(1.26kg:従来モデル比6%減(*6))、薄型化(21mm:従来モデル比16%減(*6))を進め、携帯性をさらに高めています。また、表示画面は従来モデルで好評を得た13.3型ワイド画面(解像度1,366×768ドット)を踏襲し、外出先や自宅でのモバイルワークとオフィスでのデスクワーク双方に適した端末です。さらに、無線LAN規格として5GHz帯の802.11a/nを新たにサポートし、過密化しつつあるモバイルデバイスの電波状態への配慮を進めました。

 *6 2012年7月発売の従来製品「FLORA Se210 RK3」(重量1.34kg:最厚部の厚さ:24.9mm)との比較。

3.強固なセキュリティを実現
 「FLORA Seシリーズ」は、HDDを内蔵しておらず、「Microsoft(R)Windows(R)Embedded Standard 7 SP1」を採用することで、内蔵フラッシュメモリーについても、ユーザーによる書き込みを防止することができます。また、USB(Universal Serial Bus)ポートなどからのデータ入出力も抑制でき、クライアントPCからの情報漏えいを防ぎます。さらに、日立独自の認証デバイス「KeyMobile」や指静脈認証装置を組み合わせることで、なりすましを防止し、強固なセキュリティを実現します。

 ※以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照


<関連情報>
 日立ビジネス向けPC「FLORA」に関するホームページ
 http://www.hitachi.co.jp/flora/
 デスクトップ仮想化に関するホームページ
 http://www.hitachi.co.jp/vdi/


<他社商標注記>
 ・AMD、Radeonならびにその組み合わせは、Advanced Micro Devices,Inc.の商標です。
 ・Citrix、XenApp、XenDesktopは、Citrix Systems,Inc.の米国あるいはその他の国における登録商標または商標です。
 ・Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
 ・Windows(R)の正式名称は、Microsoft(R)Windows(R)Operating Systemです。
 ・VMware、VMware Horizon View、VMware Horizon Suiteは、VMware,Inc.の米国および各国での登録商標または商標です。
 ・その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。


以上


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