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トヨタ、ヴィッツをマイナーチェンジして走行燃費25.0km/Lを実現し発売
TOYOTA、ヴィッツをマイナーチェンジ
−1.3L新開発エンジンの搭載により、燃費25.0km/L(*1)を達成−
TOYOTAは、ヴィッツをマイナーチェンジし、全国のネッツ店を通じて4月21日に発売した。
今回のマイナーチェンジでは、ハイブリッド開発で磨いた燃焼技術を生かした高熱効率・低燃費エンジンを採用することで走行燃費25.0km/Lを実現。内外装は「Lively(*2)」をテーマにスポーティさと上質感を表現したデザインに一新。エクステリアはシャープかつ存在感を感じさせるスタイルを表現するとともに、インテリアは広範囲に渡りデザイン・素材を変更し、上質感を追求している。
また、ベーシックな「F」、華やかさを表現した「Jewela」、上質感を追求した「U」、スポーティな「RS」と、従来型と同様に4つのグレードを設定し、それぞれの個性を強調する改良を施した。
※製品画像は添付の関連資料を参照
【主な特長】
1.高い環境性能と走行性能の両立
<環境性能>
▽1.3L新開発エンジン(1NR−FKE)に、ハイブリッド車に採用しているアトキンソンサイクル(*3)のほか、クールドEGR(*4)、VVT−iE(*5)などを採用し、さらなる燃焼改善と損失低減を追求することで世界トップレベルの最大熱効率38%(*6)を達成。さらに、1.3Lエンジン搭載車(2WD)はアイドリングストップ機能(Toyota Stop & Start System)を標準装備することで、走行燃費25.0km/L(従来型比+3.2km/L(*1))[CO2排出量:93g/km]の低燃費を実現。「平成27年度燃費基準+20%(*7)」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(*8)」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の免税(100%減税)の対象
▽1.0Lエンジン搭載車は、圧縮比の向上などの燃焼改善や低フリクション化などの損失低減を実現した高熱効率・低燃費エンジンを採用することで、全車「エコカー減税」の対象。さらに、アイドリングストップ機能付の“SMART STOPパッケージ”では燃費性能を一層向上
▽1.5Lエンジン搭載車についても、燃焼改善を実施するとともに、新設定したアイドリングストップ機能付の“SMART STOPパッケージ”は「エコカー減税」の対象
<走行性能>
▽走行性能においては、ボディ剛性を高めるスポット溶接の増し打ちや、床下の補強材の大型化のほか、ショックアブソーバーの改良などにより、さらに高い次元で操縦安定性と乗り心地を両立
▽吸・遮音材、制振材を追加するなど、車内への音の侵入を低減することで、静粛性を向上
2.スポーティさと上質感を表現した内外装デザイン
<エクステリア>
▽ネッツエンブレムを中心にヘッドランプへ向かうアッパーグリルモールのV字ラインと開口を大きく取ったロアグリルの組み合わせにより、TOYOTA独自のフロント表情「キーンルック」を表現。また、ハの字型に張り出したバンパー造形がワイドで踏ん張り感のある力強いフロントビューを強調
▽リヤコンビネーションランプの形状を変更し、左右に広がったリヤガーニッシュを強調する造形がリヤビューのワイド感を演出
▽スポーティグレード「RS」は迫力のある大開口メッシュロアグリルにより力強い印象を付与。ヨーロピアンテイストを凝縮した、ダイナミックでスポーティなデザインを採用
▽ホイールはグレードごとのデザインを一新することで個性を強調(「U」はオプション設定)
<インテリア>
▽左右へ広がった水平基調のインストルメントパネルと、滑らかなシルエットで囲んだ運転席まわりが広さ感とコックピットのようなスポーティなデザインを両立。グレードに合わせたシボやフィルム加飾を施すとともに、運転席まわりにめっきやシルバー加飾を行うことで、上質感を演出
▽メーターのデザイン変更により、スポーティで軽快な印象を付与。また、アイドリングストップ機能搭載車にはTFTマルチインフォメーションディスプレイを採用。燃費や航続可能距離といった各種情報のほか、エコドライブを100点満点で評価するコンテンツなどを表示することでドライバーのエコドライブを支援
<カラー>
▽ボディカラーは新規開発色のルミナスイエロー(オプション設定)に加え、新色を7色採用。全17色の多彩なバリエーションを設定
▽インテリアカラーは全グレード一新。「Jewela」に艶やかな印象を与えるバーガンディー、「RS」にスポーティさを強調するストライプを施したブラックを採用するなど、グレードごとの個性を明確化
3.便利・快適な新装備と高い安全性能
▽助手席前に大容量のアッパーボックスを新設定。収納に合わせて可動トレイの位置を3段階に変更可能とし、優れた使い勝手を実現
▽運転席周りにコインポケット(*9)、カードホルダーを設定するとともに、リヤルームランプを追加することで利便性を向上
▽スーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアガラスを全車に標準装備するとともに、「Jewela」の1.3Lエンジン搭載車と「U」にナノイー(R)(*10)を標準装備。さらに、「U」の快適温熱シートに運転席アームレストを新設定するなど、快適性を向上
▽全車にVSC(*11)&TRC(*12)および緊急ブレーキシグナルを標準装備することで安全性の向上に寄与
なお、月販販売目標台数は8,000台、店頭発表会は4月26日(土)、27日(日)を予定している。
あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施すとともに、助手席リフトアップシート車はシートが下降したときの高さと、格納したときの前後スライド位置、リクライニング角度を記憶する機能を追加し、使用性を向上させている。発売は2014年7月を予定。
*1 JC08モード走行燃費。国土交通省審査値
*2 Lively:元気な、生き生きとした、という意味
*3 圧縮比よりも膨張比を大きくして熱効率を向上させる燃焼サイクル
*4 EGR:Exhaust Gas Recirculation
*5 VVT−iE:Variable Valve Timing−intelligent by Electric motor(電動連続可変バルブタイミング機構)
*6 エンジン作動のために与えられた熱エネルギー(=使用した燃料)の内、動力を生み出すために有効に利用された熱量(=実際の走行距離につながった燃料)の割合。この割合を高めることが燃費向上につながる。トヨタ自動車算定値
*7 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準
*8 国土交通省の低排出ガス車認定制度
*9 除く、スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/アンサーバック機能付)&スタートシステム装着車
*10 ナノイー(R)は、パナソニック(株)の商標
*11 VSC:Vehicle Stability Control
*12 TRC:Traction Control
※以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照
車両情報詳細はこちら
http://toyota.jp/vitz/
以上