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味の素、イスラム圏での事業拡大に向けパキスタンに事務所を設立

2014-04-22

味の素(株)、7月よりパキスタンに本格事業参入
イスラム圏での事業拡大を加速〜


 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、イスラム圏における事業規模の拡大に向けて、2014年7月より、パキスタンイスラム共和国(以下、パキスタン)のラホール市(※1)に事務所を設立し、2015年の法人設立による本格事業参入を見据え、現地調査とうま味調味料「味の素(R)」の広告・販売活動の支援を開始します。

 ※1 パキスタン最大州パンジャーブ州の州都

 当社は、パキスタンで1970年代よりうま味調味料「味の素(R)」の輸入販売をしています。現在、うま味調味料はケータリングサービスでの煮込み料理をはじめ、家庭で作られるダルスープ(豆スープ)やカライ(肉や野菜のカレー)等に使われ、パキスタンの食生活に浸透しています。パキスタンのうま味調味料市場は、直近5年間(2009年〜2013年)で年率15%で成長しており、今後も継続的な成長が期待できます。

 パキスタンの人口は現在、約1.8億人で今後も増加が見込まれます(※2)。また、北部は中国、東部はインド、西部は中東と、それぞれ隣接した国や地域の影響を受けた豊かな食文化があり、当社の食品事業にとって有望な市場です。さらに、パキスタンにはアセアン諸国同様に中小規模の小売店が集まる伝統市場が多く、当社がアセアン諸国で培った営業手法の導入や、うま味調味料からスタートし、より加工度の高い調味料や加工食品への製品展開が可能で、今後、食品事業の拡大加速を図ります。

 ※2 パキスタンの人口:国連推計では2050年に約2.75億人にまで増加。

 *参考画像は添付の関連資料を参照

 味の素グループは、2014−2016中期経営計画において、「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」を目指しています。海外コンシューマーフーズ事業では、イスラム圏の開拓を成長ドライバーの戦略の1つに掲げており、今回のラホール事務所設立によるパキスタンへの本格事業参入は、これを加速させる重要な位置づけです。2015年の法人設立の際に展開する商品、販売方法、出資形態を判断するとともに、現在販売しているうま味調味料「味の素(R)」に関する広告・販促活動を支援します。


 味の素グループは、現地の食文化・食習慣に合った、よりおいしく、高品質な製品の提供を通じて、豊かな食生活に貢献するグローバル食品企業を目指します。


<ラホール事務所の概要>
 (1)所在地:パキスタンイスラム共和国パンジャーブ州ラホール市
 (2)事務所設立:2014年7月設立(予定)
 (3)活動内容:1)法人設立の際に展開する商品、販売方法、出資形態を判断するための調査
          2)うま味調味料「味の素(R)」に関する広告・販促活動支援



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