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サイバネットシステム、数式処理・数式モデル設計環境などの新バージョンを販売

2014-04-18

数式処理・数式モデル設計環境「Maple 18」複合領域物理モデルシミュレータ「MapleSim 6.4」日本語版リリースのお知らせ

計算アプリ開発のユーザビリティ向上と計算エンジンの高度化により開発・計算環境のさらなる効率化を実現


 サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、グループ会社であるMaplesoft(本社:カナダ オンタリオ州、以下「メイプルソフト」)が開発・販売・サポートする数式処理・数式モデル設計環境「Maple(TM)(メイプル)」の新バージョン「Maple 18」および複合領域物理モデルシミュレータ「MapleSim(TM)(メイプルシム)」の新バージョン「MapleSim 6.4」の日本語版の販売を4月15日より開始することをお知らせいたします。

 Mapleは、自動車、電気・電子、金融をはじめとした分野における一般企業での利用や、数学、物理学、工学系の大学での研究・教育を目的として全世界で利用されている、数式処理技術をコアテクノロジーとした数式処理・数式モデル設計環境です。また、MapleSimはMapleを計算エンジンとした、数式処理とModelica(R)(※1)を統合したマルチドメイン(※2)でのシステムモデリング・シミュレーション環境であり、自動車や産業機械、電力などの様々な産業分野で、大規模なシステムや制御対象のモデリングの設計開発ツールとして活用されております。

 Maple 18では、計算アプリ開発に関する自由度と操作性を向上させるため機能改善を行いました。さらに、アプリを実行するための計算エンジンの強化として、高度な数学と応用分野の計算機能拡充と計算速度向上を行いました。また、開発効率を向上させるため、検索機能を一新することにより、必要な情報へ素早くアクセスすることが可能となりました。

 MapleSim 6.4では、数式ベースモデリングのためのテンプレート群を一新し、ユーザ独自のコンポーネント開発機能を強化しました。また、高速シミュレーションが可能なコードの更なる活用を推進するため、MATLAB(R)/Simulink(R)に向けたS−Function機能を強化し、昨今注目を集めているFMI(Functional Mockup Interface)(※3)のバージョン 2.0 RC1にも対応しました。


<メイプルソフト 取締役上級副社長 アジア担当 山口 哲氏のコメント>
 Maple 18およびMapleSim 6.4 日本語版のリリースにあたって、メイプルソフトとサイバネットはこれまでの当社製品の利用シーンを包括的に分析すると共に、日本をはじめアジア市場の将来を見据えて、顧客課題解決のための新機能開発・製品改善に注力してきました。当社は、教育現場であれ設計・開発現場であれ、特徴的な当社製品の利用法を継続的に提案してきました。それはすなわち、科学技術計算での現象をより効率的に、そして効果的に理解するための利用です。“わからない”現象をインテリジェントなアプローチで“わかる”ようにするために、当社製品は利用されています。メイプルソフトとサイバネットは、今後もユーザ視点を大切にした製品の改良とソリューションの展開を考えています。この目的の実現のために、引き続き様々なユーザ様からのフィードバックに耳を傾けて行きます。

 *以下、主な新機能と特徴などリリース詳細は添付の関連資料を参照



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