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三菱重工グループ、バリアフリー旅客搭乗橋が羽田空港国際線旅客ターミナルで稼働開始

2014-04-17

MHI−TESのバリアフリー旅客搭乗橋(PBB)16基が羽田空港で稼働開始
ステップレスタイプを拡張工事中の羽田空港国際線旅客ターミナルに納入


 三菱重工グループの三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社(MHI−TES、社長:金川 泰宏、本社:広島県三原市)が、拡張工事中の羽田空港国際線旅客ターミナル(東京国際空港ターミナル株式会社)に納入したバリアフリーの旅客搭乗橋(パッセンジャー・ボーディングブリッジ:PBB)16基が、このほど稼働を開始しました。世界に先駆けて開発した、空港ビルと旅客機を結ぶトンネル通路内の段差がないステップレスPBBで、同ターミナルで稼働中のステップレスPBBは2010年10月の開業に際して納入した21基を合わせて37基となりました。

 ステップレスPBBは、大枠のトンネル通路と小枠のトンネル通路がスライドして伸び縮みするPBBの構造上避けられないと考えられていた段差を、スキッドコンベアの構造をPBBに適用することで解消し、大小トンネル通路の床を平坦にしたものです。併せて、大枠トンネル通路の床の両脇に設けられていた雨どいの溝も完全になくして、車椅子を使う場合でも円滑かつ安全に移動できる完全バリアフリー空間を実現しています。

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像(1)」を参照

 今回納入したステップレスPBBは、国際線旅客ターミナルの現行部分を北側に延伸するかたちで建設されたサテライトエリアに新たに設置されている8ヵ所のスポット(駐機場)に、各2基ずつ配置されています。3月30日に拡張部分の運用が始まったことで、ターミナル全体でスポットは18ヵ所、バスゲートは5ゲートの新設で9ゲートに増え、国際線の発着数は従来比約1.5倍の1日約80便に増大。ステップレスPBBも、旅客の送迎にフル稼働しています。

 MHI−TESは、三菱重工の国内・海外向け交通システムのアフターサービスのほか、輸送機器をはじめさまざまな機械・機器の設計・製作・販売からアフターサービスを手掛けています。PBBも主力製品の一つで、ステップレスPBBの累計納入実績は羽田空港国内線旅客ターミナル(日本空港ビルデング株式会社)で稼働中の16基を合わせて53基となっています。

 今回、話題性の高い羽田空港国際線旅客ターミナルの拡張部への大口納入を弾みとして、国内外空港へのステップレスPBBの拡販に一層積極的に対応していきます。

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像(2)」を参照


以上



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