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白竹堂、京都オパールを採用した「彩輝光扇子」を各色限定10セットで販売開始
老舗扇子店白竹堂と漆工芸作家大町憲冶氏監修
京都オパールを採用した「彩輝光扇子(さいきこうせんす)」誕生
伝統的な京扇子をはじめ、オリジナル扇子の製造・販売を行う株式会社山岡白竹堂(社長:山岡憲之)(以下:白竹堂)は、京セラ株式会社(社長:山口悟郎)(以下:京セラ)が開発した装飾用素材「京都オパール」を使用した「彩輝光扇子(さいきこうせんす)」を、本年4月上旬より、伊勢丹(新宿本店メンズ館)、三越(日本橋本店、銀座店)にて、各色限定10セットで販売を開始しますのでお知らせいたします。
なお、京都オパールが扇子に採用されたのは今回が初めてとなります。
本商品は、享保三年(西暦1718年)創業から約300年続く老舗扇子専門店である白竹堂と、漆工芸作家の大町憲治氏が監修した新しい扇子です。古来より伝わる技法「螺鈿(らでん)(※1)」で装飾に使用する貝殻に代わり、京都オパールを使う技法として2009年に大町氏が考案した「彩輝光(※2)」を扇子の親骨の部分に採用しています。見る角度によって色彩が変化するオパール特有の遊色効果が醸し出す輝きが、優美な京都の伝統工芸である扇子により一層の深みを与えています。
*商品画像は添付の関連資料を参照
商品名:彩輝光扇子
色:滅紫(けしむらさき)/瑠璃紺(るりこん)
価格:100,440円(税込)
発売:伊勢丹(新宿メンズ館)、三越(日本橋本店、銀座店)のみ
備考:各色限定10セット
※1 貝殻から真珠色に光る部分を切り取って磨き、その薄片を漆器や木地にはめ込んで装飾する工芸技法
※2 伝統技法「螺鈿」で使用する貝殻の代わりに、京都オパールを用いて蒔絵を装飾する漆工芸新技法
■京都オパール採用のきっかけ
京セラが社会貢献活動の一環で開設している京セラ美術館(京セラ本社ビル1階)において、2013年11月、同社の装飾用素材「京都オパール」を蒔絵(まきえ)の表面にちりばめたものを中心に、約50点の大町氏による漆工芸作品を展示した特別展「京都オパールと漆・ふたつの出会いが生み出す"彩輝光"」を開催した際、協賛の白竹堂が、大町氏の卓越した技術と、京都オパールとの融合による高い芸術性に感銘を受け、今回の採用につながりました。
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株式会社山岡白竹堂
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