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日立金属、インドの自動車鋳物製造会社を子会社化

2014-03-21

インドにおいて自動車用鋳物の生産・供給体制構築を加速


 日立金属株式会社(会長兼社長 藤井博行、以下日立金属)は、技術・販売提携関係にあるインドの自動車鋳物製造会社を子会社化し、自動車用鋳物の高靱性ダクタイル鋳鉄HNM(R)(*1)の生産・供給体制構築を加速することにいたしました。需要の大幅な増加が期待されるインドにおいて、確実に需要に対応いたします。


1.背景
 インドでの自動車生産台数は、2013年の390万台から2020年には700万台を超えると予想(*2)され、市場としての重要性がさらに高まると考えられます。需要の大幅な増加に対応するためには、インドでの生産・供給体制の構築が必要となっていました。

 そこで2013年2月に、日立金属およびNam Yang Metals Co.,Ltd.(以下 南陽金属))(*3)は、インド系に加えて日・米・欧系自動車メーカーに顧客基盤を持つインドのRPS VIKAS Castings Pvt.Ltd.(以下 RPSビカス社)(*4)およびGarima Vikas Metals Pvt.Ltd.(以下 ガリマビカス社)(*5)と、自動車用鋳物について技術・販売提携を締結しました。これまで技術指導を行うなど生産・供給体制の構築をすすめてきましたが、急速に拡大する需要に対応し、さらに生産・供給体制の構築を加速するために、両社を子会社化することにいたしました。


2.概要
 日立金属グループの南陽金属とHitachi Metals Singapore Pte.Ltd.(*6)が、技術・販売提携関係にあるインドのRPSビカス社とガリマビカス社に資本参加することで、日立金属グループが51%を出資いたします。

 需要の大幅な増加が期待されるインドにおいて、競争力の高い高靱性ダクタイル鋳鉄HNM(R)の生産・供給体制構築をさらに加速することで、確実に需要に対応いたします。

 また、従来から高靱性ダクタイル鋳鉄HNM(R)の生産を行う日本(真岡工場)、韓国(南陽金属)、米国(Hitachi Metals Automotive Components USA,LLC)に、今回のインドを加えることで、世界4極での生産・供給体制とします。世界の自動車需要に、より機動的な対応が可能となることで、日立金属グループは、さらなるグローバルでの成長をめざします。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照


3.販売目標
 2016年度 50億円/年


4.スケジュール
 2014年3月    :RPSビカス社とガリマビカス社との合弁事業契約
 2014年4月(予定):RPSビカス社とガリマビカス社に資本参加
            :ガリマビカス社の社名をHNV Castings Private Limited(仮称)へ変更
 2014年度中    :HNV Castings Private Limitedを存続会社としてRPSビカス社を吸収合併


以上


 HNM(R)は、日立金属株式会社の登録商標です。


 ※「ご参考」添付の関連資料「参考資料」を参照


【お客様からのお問い合わせ】
 高級機能部品カンパニー自動車機器事業部
 TEL03−5765−4242


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日立金属 真岡 南陽 体制 鋳物 RPS

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