リニアテクノロジー、LDO出力搭載の昇圧DC／DCコンバーター「LT３０４８−１５」を販売

リニアテクノロジー、新製品「LT３０４８−１５」を販売開始
２mmx２mm　DFNパッケージの低ノイズ・バイアス・ジェネレータ


　リニアテクノロジー株式会社は、低ノイズ、低リップルの１５Vバイアス電源を生成する、LDO出力搭載の昇圧DC／DCコンバータ「LT３０４８−１５」（http://www.linear-tech.co.jp/product/LT3048）の販売を開始しました。LT３０４８EDC−１５は２mmx２mm　DFN−８パッケージで供給され、１，０００個時の参考単価は１．６５ドルから。インダストリアル（I）グレード（−４０℃〜＋１２５℃）バージョンのLT３０４８IDC−１５の１，０００個時の参考単価は１．８２ドルでからで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報は、リニアテクノロジーのWebサイトをご参照ください（http://www.linear-tech.co.jp/product/LT3048）。

　LT３０４８−１５は１５Vで最大４０mAの連続出力電流を供給し、出力リップルと出力ノイズを５００μVP−P未満に抑え、０．１％の負荷レギュレーションを実現します。LT３０４８−１５は２．７V〜４．８Vの入力電圧で動作するので、１セル・リチウムイオン・バッテリや３．３Vロジック・レールに適しています。２．２MHzの固定スイッチング周波数により、小型の外付け部品を使用可能です。２mmx２mm　DFNパッケージで供給され、ショットキ・ダイオードを内蔵したLT３０４８−１５は、低ノイズ・バイアス・アプリケーション向けに実装面積の小さいシンプルなソリューションを実現します。

　LT３０４８−１５は、内蔵の高効率スイッチと２．２MHzの固定周波数動作によって、LDOに低リップルの出力を供給し、５００μVP−Pを下回る非常に低い出力リップルとノイズで１５Vを供給します。電流モード制御により、複雑な外部補償なしで高速トランジェント応答を実現できます。システムの信頼性をさらに高めるために、LT３０４８−１５は短絡保護と過熱保護に加えて、シャットダウン時の負荷切断機能を備えています。


■LT３０４８−１５の主な特長：
　・１セル・リチウムイオン・バッテリから低ノイズのバイアス電圧を生成
　・出力電流：最大４０mA
　・低い出力リップルと出力ノイズ：５００μVP−P未満
　・昇圧レギュレータ
　・２．２MHz動作
　・３００mAパワー・スイッチ
　・ショットキ・ダイオード内蔵
　・低ドロップアウトのリニア・レギュレータ
　・低ノイズ：１２０μVRMS（１０Hz〜１００kHz）未満
　・負荷レギュレーション：０．１％
　・短絡保護と過熱保護
　・シャットダウン時に負荷を切断
　・２mmx２mm　DFNパッケージで供給

　※製品画像は添付の関連資料を参照


＜リニアテクノロジーについて＞
　S＆P　５００の一員であるリニアテクノロジーは、過去３０年にわたり広範囲に渡る高性能アナログICの設計・製造及びマーケティング活動を行い、世界中の多くの企業に提供しています。リニアテクノロジーの半導体は、私たちのアナログ世界と「通信」、「ネットワーキング」、「産業」、「自動車」、「コンピュータ」、「医療」、「精密機器」、「民生」さらには「軍需航空宇宙」システムで幅広く使用されている、デジタル・エレクトロニクスとの架け橋の役目を担っています。リニアテクノロジーは、パワーマネージメント、データ変換、信号調整、RF、インタフェース、μModuleサブシステム及びワイヤレス・センサー・ネットワーク製品を設計・製造・販売しています。詳細は同社Webサイトをご参照ください。http://www.linear-tech.co.jp


　LT，LTC，LTM，Burst　Mode，μModule，Over−the−Top，LTP及び会社ロゴはLinear　Technology　Corporationの登録商標です。FracNWizard及びClockWizardはLinear　Technology　Corporationの商標です。その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。記載内容は予告なしに変更される場合があります。


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