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日本チェーンストア協会、1月の販売概況を発表
平成26年1月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
※会員企業数 59社/店舗数 9,169店
※総販売額 1兆1,080億円 (店舗調整前)103.7% (店舗調整後)99.8%
<部門別の概況>
・食料品 6,755億円 (店舗調整前)104.6% (店舗調整後)100.0%
・衣料品 1,187億円 (店舗調整前) 97.1% (店舗調整後) 95.6%
・住関品 2,372億円 (店舗調整前)105.8% (店舗調整後)101.7%
・サービス 36億円 (店舗調整前)103.1% (店舗調整後) 91.1%
・その他 728億円 (店舗調整前) 99.6% (店舗調整後) 99.3%
平成26年1月度は、食料品は農産品、畜産品が好調。住関品では、家具・インテリア、家電などが好調だったものの衣料品の不振が響き、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、2カ月連続のマイナスとなった。
★商品別の動き
<食料品>
●農産品
農産品は、相場高のキャベツや白菜、玉ねぎ、にんじんのほか、レタスやトマト、じゃがいも、カット野菜が好調だったが、なす、ホウレンソウが不調だった。果物では、バナナ、柑橘類などが好調だったが、イチゴは不調だった。
●畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉が好調だったほか、ハムソーセージ、相場高の鶏卵も好調だった。
●水産品
水産品は、盛り合わせを中心に刺身類が好調のほか、カキ、冷凍カニ・エビ、塩鮭や魚卵などが好調だったが、うなぎなどは不調だった。
●惣菜
惣菜は、温惣菜ではスナック、揚げ物は好調だったが、焼魚や焼鳥などの焼き物、中華は不調だった。
要冷惣菜では、サラダなどの洋惣菜、和惣菜が好調だった。米飯、寿司も好調だった。
●その他食品
その他食品は、鍋物需要により鍋ツユや練り物などが好調のほか、特定保健用食品飲料や乳酸菌飲料、ベーカリーが好調だったが、冷凍食品、麺類、相場安の米が不調に終わった。
<衣料品>
●紳士衣料
紳士衣料は、スーツ、カッターシャツ、セーターは好調だったが、コート、スラックス、カジュアルパンツは不調だった。
●婦人衣料
婦人衣料は、ジャケット、セーター、ジーンズは好調だったが、コート、カットソー、パンツ・スカートは不調だった。
●その他衣料・洋品
その他衣料は、冬用靴下やレイングッズ、マフラー、手袋が好調だったが、紳士・婦人・子供の肌着、ベビー用品は不調だった。
<住関品>
●日用雑貨品
日用雑貨品は、ペーパー類、トランクなどの旅行用カバン、男児玩具は好調だったが、文具、ゲーム機器は不調だった。
●医薬・化粧品
医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、マスク、風邪薬が好調のほか、液体洗濯洗剤、ボディケア、フェイスケアも好調だった。フェイスメイク、ヘアケア、カイロは不調だった。
●家具・インテリア
家具・インテリアは、押入れ収納ケース、こたつ布団や冬物布団、冬物敷パッド、マットレス、インテリア小物が好調だったが、カーペットやカーテンなどがやや不調に終わった。
●家電製品
家電製品は、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、調理家電は好調だったが、テレビ、暖房器具、デジタルカメラなどは不調だった。
●その他商品
その他商品は、ペットフード等のペット用品、電動アシスト自転車、軽快車、スポーツウエア、スポーツシューズなどが好調だったが、生花、園芸用品は不調だった。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.6%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成26年1月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp