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日本チェーンストア協会、2013年のチェーンストア販売概況を発表
平成25年暦年のチェーンストアの販売概況について
当協会の会員企業58社、8,321店舗における平成25年1月から12月までの暦年間の販売動向は、
(総販売額)12兆7,224億円余
(対前年比)店舗調整前101.5%・店舗調整後99.3%
となりました。
【参考】暦年ベースの販売動向
※添付の関連資料を参照
平成25年のチェーンストアの売上高は、梅雨明けまでは例年に比べ低温傾向だったことから、冬物商品は良かったものの、春物、夏物衣料は苦戦しました。食料品では、農産品の相場安の影響もあり低調に推移しました。6月以降は、農産品の相場高などもあり食料品は好調に推移したほか、梅雨明け以降の猛暑で夏物衣料は好調に転じました。盆明け以降は、残暑や寒気の入りが遅れたことによる秋物、冬物衣料が苦戦し、食料品の好調ではカバーできず、全体ではマイナスとなりました。
1月は、全国的に気温が低く、悪天候だった影響もあり、衣料品が伸び悩んだことにより不調でした。2月は、農産物の相場安の影響や、昨年度が閏年だったこともあり前年度を下回りました。3月は、気温の上昇によるお花見需要の前倒しや、春物、初夏物衣料が伸長したことより13ヶ月ぶりにプラスとなりました。
4月は、農産物の相場安や天候不良の影響もあり2ヶ月ぶりのマイナスとなりました。5月も、農産物の相場安や低気温による夏物衣料の不振から前年度を下回りました。6月は、気温の急激な上昇や空梅雨による好天等により衣料品や季節家電を中心に好調でした。
7月は、食料品が好調でしたが、後半の天候不順の影響から夏物肌着等の衣料品の動きが鈍かったこともあり不調でした。8月は、相場高の影響等もあり農産、畜産が好調、衣料品は不調でしたが、休日の1日増もありプラスとなりました。9月は、残暑により秋物衣料が伸び悩んだものの、農産物の相場高や畜産が好調だったこともあり前年度を上回りました。
10月は、長引く残暑や、天候不順により衣料品が不振でしたが、相場高の農産、畜産によりプラスでした。11月は、寒気の遅れから冬物衣料が不調でしたが、食料品が農産、畜産と好調だったこともあり4ヶ月連続前年度を上回りました。12月は、月前半の高気温から衣料品が低調に推移したことから、農産、畜産が好調だったものの5ヶ月ぶりのマイナスでした。
以上
*以下の資料は、添付の関連資料「チェーンストア販売統計」を参照
・『チェーンストア販売統計』四半期別集計表 平成25年暦年(平成25年1月〜12月期)
・『チェーンストア販売統計』〜暦年ベースの動向