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ゼットエムピー、名古屋大と「RoboCar HV」を使用した自動運転車の走行実験を実施
ZMP、名古屋大学と共同で公道での自動運転車の走行実験を
名古屋・東京で連携して実施
−公道での自動運転実施における技術・ノウハウ、ガイドラインを共有−
株式会社ゼットエムピー(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、名古屋大学大学院情報科学研究科武田一哉教授らと共同で、名古屋地区と東京地区で連携して公道での自動運転の走行実験を実施することに合意致しました。
当社では、乗用車トヨタプリウスをベース車両としたRoboCar(R)HVを2012年から販売、2013年10月のITS世界会議、11月の第43回東京モーターショー2013にて自動運転のデモを一般公開、一般市民の試乗体験を実施しました。
名古屋大学では、当社のRoboCar(R)HVを2013年より導入し、あいちITSワールド/名古屋モーターショー2013にて自動運転のデモを実施したほか、同上のITS世界会議に出展、JST/CRESTプログラム(「行動モデルに基づく過信の抑止」)の実施、学術論文の発表など、精力的な活動を続けてきました。
自動運転車の研究開発においては、技術的な課題の把握や周辺環境のセンシングによる地図データの収集など、公道での走行実験が必要となります。
両者は、2020年の東京オリンピックにおける自動運転の実現をゴールとし、公道実験を行う際の技術・ノウハウやガイドラインの蓄積・共有を行ってまいります。オリンピックの後は、高齢者向けに郊外や過疎地での実証実験に移り、本格的な普及へと進めて参ります。
本実験で使用するロボットカーRoboCar(R)HVにつきましては、1月15日より開催されるオートモーティブワールド2014において出展を行います。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像(1)」を参照
【出展情報】
名称:「オートモーティブワールド2014」http://www.automotiveworld.jp/
会期:2014年1月15日(水)〜17日(金)10:00〜18:00(最終日は17:00終了)
会場:東京ビッグサイト西ホールアトリウム内西A−2自動運転車特別展示エリア
【名古屋大学大学院情報科学研究科】
http://www.is.nagoya-u.ac.jp/
キャンパス:愛知県名古屋市
情報社会の発展にともない、「情報」は今や物質やエネルギーと並んで人間社会を構成する重要な要素となっています。本研究科では、工学、自然科学、計算機科学、人文科学、社会科学、認知科学、生命科学など様々な視点から「情報」を捉え、「情報」を学問として体系づけるとともに、領域の融合による新分野の創出を目指しています。本研究科では、情報科学の理論及び応用の両面からの教育・研究を通して、その深奥を究め、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与するとともに、情報科学の研究者、高度の専門技術者及び教授者を養成することを教育目的としています。また、本研究科では、情報科学の先端的研究遂行能力だけではなく、社会や文化の特性を理解し、社会的倫理観をも備えた人材を育成することを基本方針とし、様々な新しい試みを取り入れて総合的な教育・研究活動を行っています。
【株式会社ゼットエムピー】
http://www.zmp.co.jp/
本社:東京都文京区 代表取締役社長:谷口 恒
「人と機械を理解して最高に調和させる技術とサービスを提供する」というミッションのもと、「走る、曲がる、止まるを制御するプラットフォームRoboCar(R)シリーズの販売」、「人間計測に加えクルマの計測、外界の計測、それら三位一体の計測を行い、人にも環境にも優しいクルマ作りの支援」、「ロボット技術によるマーケットリサーチを行うRobot Marketing(R)、実車ベンチマーク等のテスト代行を行うRoboTest(R)ビジネス」を行っています。2001年1月文部科学省傘下の科学技術振興機構から技術移転を受け創業。日本ロボット学会実用化技術賞、経済産業省「今年のロボット大賞最優秀中小・ベンチャー企業賞、中小企業基盤整備機構理事長賞」など数多くの賞を受賞。私たちはこれからも、ロボット技術やサービスで、イノベイティブな製品を生み出してまいります。(RoboCar、Robot Marketing、RoboTestはゼットエムピーの登録商標です。)
※参考画像は、添付の関連資料「参考画像(2)」を参照