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丸文、Napatech社の通信インフラ向けインテリジェント・ネットワークアダプターを販売開始
「Napatech社」と販売代理店契約締結
通信インフラ向けインテリジェント・ネットワークアダプタの販売開始
エレクトロニクス商社の丸文株式会社(社長:水野象司、本社:東京都中央区、資本金:62億1,450万円、以下 丸文)は、ネットワーク解析アダプタメーカーの「Napatech A/S」(本社:デンマーク、以下Napatech社)と国内販売代理店契約を締結し、同社のインテリジェント・ネットワークアダプタの販売及び技術サポートを開始しましたのでお知らせいたします。
ここ数年、データ通信のスピードはますます高速化し、基幹通信インフラでは10Gbps以上の高速化が進んでいます。また情報量も飛躍的に増大しており、フレームの処理が追いつかず輻輳など通信障害が発生する事もあり、通信インフラ業界ではより高速で安定したネットワーク環境が求められています。
このたび丸文が取り扱いを開始するNapatech社は、世界でもトップクラスの高速かつ信頼性の高いネットワーク解析アダプターベンダーで、2003年設立時点で既に10Gbps対応品を提供し、現在では40Gbps対応カードも販売するなど、その先見性と高い技術力には定評があり、各国の通信インフラ機器向けに、OEM品として累計14万ポートを超えるネットワークアダプタを出荷しています。
丸文では以前より、ハイエンドの通信機器市場においてSymmetricom社やADVA社、EXFO社のネットワーク機器や解析装置などを幅広く取り扱い、金融機関や官公庁などの公的機関のネットワークをはじめ、通信機器メーカーに数多くの納入実績があります。これらのネットワーク機器と合わせNapatech社のインテリジェント・ネットワークアダプタをラインナップに加えることで、通信インフラ事業者や証券ネットワーク向けに、ネットワーク同期・品質監視トータルソリューションとして提供していきます。
<Napatech社インテリジェント・ネットワークアダプタの特長>
高い信頼性と高速通信性能を誇るNapatech社のイーサネットアダプタは、通信インフラや金融機関など非常に高い信頼性が求められるネットワーク環境での使用に耐えうる、下記のような特長を持っています。
・フレーム分類機能
ネットワークアダプタのフレームデコーダはレイヤ2〜4の主要な全プロトコルを確実に認識します。これは他のどのようなネットワークアダプタをも凌ぐユニークな特長です。
多くの通信ポートを持つ複合トラフィック環境下でフレーム分類情報を提供する事で、ユーザのアプリケーションリソースの最適化と、有効活用を支援します。
・フレームとフローのフィルタリング機能
指定方法、組み合わせ方法、制御方法に並外れた柔軟性を備えた64種類の高度なプログラマブルフィルタが用意されており、それらのフィルタはNapatech社のプログラミング言語(NTPL)によって容易に設定できます。ユーザのアプリケーションに応じてフィルタを自在に変えることが可能です。
・ハードウェアタイムスタンプ機能
アダプタが受信する全てのフレームに分解能10nsecの高精度タイムスタンプが付与されます。またタイムスタンプはユーザ定義のオフセットで挿入されます。
<Napatech社について>
会社名 :Napatech A/S
本社 :Tobaksvejen 23 A,DK−2860 Soeborg Denmark
日本支社:東京都新宿区西新宿3−7−1 新宿パークタワー N30
設立 :2003年
代表者 :CEO Henrik Brill Jensen
事業内容:高速ネットワークにおけるリアルタイムトラフィック解析やアプリケーションの負荷軽減を実現する、プログラマブルネットワークアダプタの製造、販売。欧州、北米、アジア市場で多くのOEM採用実績を持つ。
Napatech社の詳細は、http://www.napatech.com/をご覧下さい。
<丸文株式会社について>
本社 :東京都中央区日本橋大伝馬町8−1
設立 :1947年
代表者 :代表取締役社長 水野象司
従業員 :735名(2013年4月現在)
資本金 :62億1,450万円
売上高 :2,202億円(2012年度連結)
事業内容:集積回路を中心とした半導体、電子応用機器など、国内外の先端エレクトロニクス製品を販売する商社。
東京証券取引所市場第1部に上場。(コード番号:7537)
丸文株式会社の詳細は、http://www.marubun.co.jp/をご覧ください。
※製品画像は、添付の関連資料を参照