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TIS、アサヒ飲料向けにスマートデバイスでARなどを活用する自販機営業支援システムを構築

2013-12-21

TIS、アサヒ飲料のARとGPSを活用した飲料業界初のスマートデバイスの営業支援システムを構築
〜「フィールド業務支援サービス on SkyWare」で視覚的に営業情報を映し出し、
効率的な顧客訪問を実現〜



 ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下、TIS)は、アサヒ飲料株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:本山 和夫、以下 アサヒ飲料)の自販機設置の営業活動で効率的な顧客訪問を実現することを目的にした、飲料業界初のスマートデバイスで利用する新しい営業支援システムを構築したことを発表します。

 アサヒ飲料の新営業支援システム構築には、TISの情報配信プラットフォーム「SkyWare」の新シリーズ「フィールド業務支援サービス on SkyWare」を活用して構築を行いました。

 アサヒ飲料では、2014年1月より76名の営業担当が自販機設置の営業活動に、新営業支援システムの本格利用を開始します。将来的には対象範囲を拡大していき、営業活動のさらなる効率化を目指していく予定です。

 TISの「フィールド業務支援サービス on SkyWare」は、基幹系システムやデータベースの営業情報と、営業が持ち歩くスマートデバイスを連携させて、外出現場にて利用するサービスです。地図データとの連携に加えて、AR(*1)を利用して必要な営業情報を、現在位置に紐づいてスマートデバイスのカメラ画面で視覚的に映し出すことで、外出先での状況把握と情報共有がスムーズになり、営業活動の効率化を実現します。

 *1 AR(拡張現実):現実環境から知覚に与えられる情報に、コンピュータが作り出した情報を重ねて、補足的情報を与える技術


<アサヒ飲料新営業支援システムの画面イメージ>

 ・添付の関連資料「画面イメージ」を参照


■アサヒ飲料の新営業支援システム

 近年、基幹システムの再構築やビッグデータの収集・分析など、企業のIT活用に関する投資が進む中で、その情報を実際に顧客や現場と接する営業現場の担当まで行き届かせて、いかに有効活用するか、が課題となっています。

 アサヒ飲料でも、蓄積したお客様情報などの営業情報を、自販機の設置に関わる外回りの営業担当が外出先の現場で有効活用することで、お客様に最適な提案を行う営業スタイルの変革を検討していました。

 そこで、アサヒ飲料では「フィールド業務支援サービス on SkyWare」で構築した専用アプリをインストールしたスマートデバイスを自販機設置の営業担当に支給し、営業活動のさらなる効率化を目指す施策を開始しました。

 営業担当は外回りの際に同アプリを使い、地図情報とARを組み合わせた画面から担当エリア内のどの場所に自社の自販機が設置されているかなどの営業関連データを、視覚的に引き出すことで、“正確な営業情報”と“タイムリーな営業ステータス”の把握が可能になりました。

 同社では、新営業支援システムの更なる活用を検討し、以下のような営業スタイルを目指していきます。

 ・隙間時間を有効に使った訪問件数向上により、売上や利益につながる営業スタイルの確立
 ・外回りの空き時間に設置台数を増やす交渉など、攻める営業を実現する営業スタイルの変革

<アサヒ飲料の営業支援システム構成>

 ・添付の関連資料「システム構成」を参照


■「フィールド業務支援サービス on SkyWare」について

 「フィールド業務支援サービスon SkyWare」は、外出先・フィールド現場にて営業を行う担当者が持つスマートデバイスと、企業が持つ基幹システムや顧客管理データベースの情報を連携させて、スマートデバイス上にARと地図を使い視覚的に営業情報などを表示するサービスです。

 業務情報に、GPSからの位置情報やARによる視覚効果を付加することで、“営業対象物にスマートデバイスをかざすだけで必要な情報を入手する”“過去の履歴を参照できる”など、素早く直感的な状況把握が可能となり、担当者の現場における効率的な業務遂行を実現します。

 主な特長は以下の通りです。

・サービス型
 クラウドによるサービス型で提供されるため、安価な初期費用と従量課金の月額費用で手軽かつ早期に、スマートデバイスを活用した業務支援システムが構築できます。また、2ヶ月間などの単位で期間を限定した利用もできるため、基幹系の情報を現場の業務に活用する試行運用も可能です。

・業務フローに合わせたカスタマイズ
 基幹系システムとの連携に汎用的に利用できる標準インターフェース(I/F)を用意しており、大規模な改修なしでスムーズにシステム連携が可能です。また、業務内容にあわせて、連携部分のI/Fのカスタマイズが可能(別途見積)なため、既存の業務フローを変更する事なく短期間での導入が可能です。

・セキュリティ
 TISの堅牢なデータセンターで運営されるTISオリジナルのIaaS「TIS Enterprise Ondemand Service」上で稼働しているため、ビジネス用途にも十分な高いセキュリティを担保したシステム構成です。

 「フィールド業務支援サービス on SkyWare」の詳細はこちら

 〔サービス/ソリューション〕http://www.tis.jp/branding/SkyWareSeries/field/index.html

 TISでは「フィールド業務支援サービス on SkyWare」を、外回り営業や訪問販売などをターゲットに、2016年までに20社の導入を目標にサービス展開していきます。


■「フィールド業務支援サービス on SkyWare」の利用料金と導入期間

<利用料金>
 初期導入費:750,000円〜(税別)
 月額利用料:125,000円〜(税別)登録情報コンテンツ数10,000件までの想定

 ※ご要望に応じたハードウェアスペック、データ容量、独自UIデザインの内容、システム連携要件、またカスタマイズ規模により費用は別途見積

<導入期間>
 最短1ヶ月〜


■情報配信プラットフォーム「SkyWare」について

 「SkyWare」はスマートフォンおよびタブレット端末などに対してGPS位置情報に紐付くARコンテンツを配信する情報配信プラットフォームです。石川県・能登半島の「能登半島スマート観光プロジェクト」(ICT奥能登「絆」づくり協議会 事務局:総務省北陸総合通信局ほか)や、神奈川県内の観光スポットを案内したサービス『あじさいナビ』(小田急電鉄株式会社)として採用されるなど、観光分野では30件以上の導入実績をもっています。表示するコンテンツは、コンテンツプロバイダが提供します。TISはコンテンツの配信システムを提供することで、GPS位置情報とARを利用した各種サービスの実現を支援します。

 また、「SkyWare」をベースに、営業支援、店舗集客支援など、さまざまなビジネスに向けカスタマイズして提供するソリューションを、「SkyWareシリーズ」として展開しています。

 「SkyWareシリーズ」の詳細はこちら

 〔サービス/ソリューション〕http://www.tis.jp/branding/SkyWareSeries/


■アサヒ飲料株式会社について

 アサヒ飲料は、お客様に信頼される「安全、安心でおいしいモノづくり」を通じて「元気」「楽しさ」「健康」をお届けし、お客様の豊かな生活シーンづくりに貢献する企業をめざしております。飲料分野でつねに新たなチャレンジを続けるソフトドリンクのパイオニアとして、お客様のさまざまな生活シーンに笑顔をもたらす多彩な商品をご提供してまいります。

 また、食品会社の責務である高い品質安全性をつねに維持することはもとより、地域と地球の環境に配慮し、コンプライアンスを実践することで企業市民としての役割と責任を果たしていきたいと考えております。アサヒ飲料はこれからも、お客様から信頼され、必要とされる会社をめざして、さまざまな改革に取り組んでまいります。詳細は以下をご覧下さい。
 http://www.asahiinryo.co.jp/


※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。


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