日本郵船グループ、米客船「クリスタル・セレニティ」の改装工事を実施

当社グループの米客船「クリスタル・セレニティ」が改装工事実施
―より洗練されたモダンなデザイン空間に一新―


　当社グループの米国クリスタル・クルーズ社（Crystal　Cruises，Inc．）（注）が運航している「クリスタル・セレニティ」（Crystal　Serenity）は広範囲にわたる改装工事を終え、より洗練されたモダンなデザイン空間へと生まれ変わりました。

　クリスタル・クルーズ社のイーディー・ボーンステイン社長（Edie　Bornstein）は「お客様が優雅にくつろげる、お洒落で現代的なパブリックエリアとキャビンを生み出そうと努力しました。お客様のライフスタイルには、常に素晴らしいデザインが不可欠なのです」と改装のコンセプトを述べました。

　※「参考画像１」は添付の関連資料を参照

　主な改装箇所は、以下の通りとなります。

クリスタルペントハウス:
　最上級クラスの客室は、高級感と躍動感を併せ持った斬新なデザインに

リド：
　大規模な拡張工事、改装を行い、よりラグジュアリークルーズにふさわしいダイニングへ

パームコート：
　ティーサロン・バーにあるダンスフロアをサクラ材に新調

プレゴ：
　船内のイタリアンレストランを暖かみのある雰囲気に変更

テンダーランディングエリア：
　デッキにある乗下船口はお客様を明るくお迎えする内装に

　他にも、船内外の広域にわたりメンテナンスを行い、機材のアップグレードや、より環境に負荷の少ない設備へ変更しました。また客室７０室に、低アレルギー性の寝具や空気清浄機を設置しました。

　また、スペイン・カディスで行われた今回の改装工事で使用しなくなった家具は、現地の慈善団体に寄付されました。

　当社グループは今後もグループ社員一体となり、お客様に素晴らしい時間をお過ごしいただける高品質のサービスを提供できるよう努めていきます。

　（注）クリスタル・クルーズ社
　　当社の米国関連会社で１９８８年に設立。北米クルーズ市場の中のラグジュアリークラスをターゲットとしている。１９９０年に就航した「クリスタル・ハーモニー」は２００６年２月に日本向けに改装され、「飛鳥II」として就航した。現在は下記の２隻を運航。


　「クリスタル・シンフォニー（Crystal　Symphony）」乗客定員９２２名、５１，０４４トン
　「クリスタル・セレニティ（Crystal　Serenity）」乗客定員１，０７０名、６８，８７０トン

　※「参考画像２」は添付の関連資料を参照


以上