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富士通、ディスクストレージシステム「ETERNUS DX series」の新モデル4機種など販売開始

2013-11-12

ディスクストレージシステム「ETERNUS DX series」新モデルを販売開始
ビッグデータ時代の様々な課題を解決し、お客様のビジネスイノベーションを支えるストレージ基盤を提供


 当社は、ビッグデータ時代におけるお客様のビジネスイノベーションを支えるディスクストレージシステム「FUJITSU Storage ETERNUS DX series」の新モデルおよびストレージ基盤ソフトウェア「FUJITSU Storage ETERNUS SF 16」を本日より、世界各国で販売開始します。

 新モデル「ETERNUS DX100 S3/DX200 S3/DX500 S3/DX600 S3」の4機種は、高性能プロセッサの採用などにより、従来機比最大で約5倍という世界最高クラスのランダムアクセス性能を実現し、ビッグデータ時代における、お客様の新たな業務や、処理量の増加に柔軟に対応します。

 また、拡張性のあるプラガブルなアーキテクチャーを実現したことにより、多様なデータを管理するストレージ環境の統合や、業務拡大に応じた処理能力の強化などの要件に対応して、必要な機能を筐体内に容易にアドオンできます。これにより、装置のリソースの効率的な運用や柔軟な機能拡張が可能となり、インフラ投資の最適化を実現します。

 さらに、「ETERNUS SF 16」との組合せにより、業務の優先度に応じたリソース割り当ての自動化を実現し、複雑なストレージ運用管理からシステム管理者を解放します。

 新モデル「ETERNUS DX series」と「ETERNUS SF 16」により、増え続ける多様なデータの継続的、効率的、容易な運用管理を実現し、お客様のビジネスイノベーションを強力にサポートしてまいります。


<新モデル「ETERNUS DX series」の特長>

 1.新たな業務・処理量増加への対応
  マルチコア、マルチスレッド対応の高性能プロセッサを採用するとともに、キャッシュメモリ容量を従来機比最大4倍に拡張、最新のSAS3.0ドライブインターフェースや16Gbit/s ファイバーチャネル接続(注1)対応により、ランダムアクセス性能を従来機比最大で約5倍に向上し、世界最高クラスの性能を実現します。これにより、お客様の新たな業務や処理量の増加に柔軟に対応することが可能になります。


 ※製品画像は、添付の関連資料を参照


 2.インフラ投資の最適化
  ストレージ筐体内に容易にアドオン可能な、柔軟で拡張性のあるプラガブルなアーキテクチャーへの刷新により、従来は別装置での運用が必要であったSANストレージとNASという異なるストレージ領域を、同一筐体内で共存させることが可能となり、効率的なリソース運用を実現します。

  さらに、「ETERNUS DX500 S3/DX600 S3」では、データの読み込みを高速化するコントローラー内蔵型大容量フラッシュキャッシュを新たにサポートします。業務の拡大にともない性能強化が必要となった場合に、従来はディスクドライブの増設やデータ配置の見直しにより対応していたものが、コントローラーユニットにフラッシュキャッシュをアドオンするだけで対応可能となり、コストと設置スペースを抑制します。

  また、一筐体あたり60本のディスクドライブを搭載可能な高密度ドライブエンクロージャを新たにサポートし、従来に比べ、大規模ドライブ構成の設置スペースを半分以下に削減します。併せて、従来のMAID(注2)技術に加え、回転を停止したディスクへの電力供給を停止する機能(注3)を実装し、電力消費量を大幅に削減します。

  省エネ・省スペース性の向上により、大容量データの運用管理に必要な、ストレージシステムおよびデータセンターの運用コストを抑制し、インフラ投資の最適化を実現します。

 3.複雑なストレージ運用からの解放
  運用管理機能が強化されたストレージ基盤ソフトウェア「ETERNUS SF 16」との組合せにより、処理スピードが求められる業務を優先的に自動で処理を実行するQoS機能(注4)を新規にサポートします。あらかじめ設定された優先度に応じて、ストレージ内部のリソースを自動的にコントロールすることで、最適なリソース配分が可能となり、システムの使用効率を大幅に向上させます。さらに、性能チューニングをシステムが自動的に制御することにより、システム管理者の運用工数を大幅に削減し、複雑なストレージ運用からの解放を実現します。

  また、「ETERNUS SF 16」と組み合わせることで、SANストレージ領域とNAS領域を、同一筐体内に統合し、効率的に運用・管理サポートすることが可能です。さらに、従来機である「ETERNUS DX S2 series」も含めて、複数装置の統合管理など、より細やかなレベルの運用管理機能を提供します。併せて、NAS領域のセキュリティ強化のため、ウイルススキャンエンジンを新規にサポートします。


<新モデルの販売価格、および出荷開始時期>

 「ETERNUS DX series」は、以下の新モデル「ETERNUS DX100 S3/DX200 S3/DX500 S3/DX600 S3」に加え、従来から提供している「ETERNUS DX60 S2」「ETERNUS DX8100 S2/DX8700 S2」で構成されており、合計7モデルでのラインナップとなります。

■ETERNUS DX series新モデルの販売小売価格、および出荷開始時期

 ※添付の関連資料「参考資料1」を参照


 ストレージ基盤ソフトウェア「ETERNUS SF 16」では、SAN/NAS共通のセットアップおよび性能/障害を管理する「ETERNUS SF Storage Cruiser 16」、高速コピーによるバックアップやレプリケーションを管理する「ETERNUS SF Advanced Copy Manager 16」、エントリー向け導入運用管理ソフト「ETERNUS SF Express 16」を提供します。

■ETERNUS SFの販売小売価格、および出荷開始時期

 ※添付の関連資料「参考資料2」を参照


<商標について>

 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上


「注釈」
 注1 ファイバーチャネル接続:
    シリアル転送を行うためのインターフェースの一つ。サーバとの高速転送/長距離伝送が特長。

 注2 MAID:
    Massive Array of Idle Disksの略。使用頻度の低いディスクドライブのスピンドル回転を停止させることで、消費電力を削減するとともに、ディスクドライブの寿命を延長させる技術。

 注3 電力供給を停止する機能:
    2014年6月より提供開始。

 注4 QoS機能:
    Quality of Serviceの略。複数のサーバでストレージを共有する環境において、各サーバで動作する業務の優先度に応じてストレージのリソースを適切に割り当て、業務ごとのパフォーマンス目標を維持することを目的としたリソース制御機能。


「関連リンク」
 ・ストレージシステム「ETERNUS」紹介サイト http://storage-system.fujitsu.com/jp/


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