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NEC、高感度・低ノイズの映像を撮影可能な3板式超高感度カラーカメラを販売
NEC、フルハイビジョンCMOSセンサを搭載した業界初の3板式超高感度カラーカメラ「NC−H1200」を販売開始
〜施設の監視映像や災害時の様子を、昼夜を問わず、より鮮明に撮影〜
※製品画像は添付の関連資料を参照
NECは、業界で初めて(注1)フルハイビジョンCMOSセンサを採用した3板式超高感度カラーカメラ「NC−H1200」を11月から販売を開始します。
「NC−H1200」は、フルハイビジョンCMOSセンサーを採用した3板式高感度カメラ(注2)であり、従来機「NC−H1000II」と比べ約8倍(注3)の高感度・低ノイズな映像を昼夜を問わず撮影可能です。
また、NECの中央研究所が開発した独自の映像鮮明化技術を活用し、夜間や暗所などで撮影する際に発生するノイズを最小限に抑える「ノイズ低減機能」や、霧・もやなどが発生した悪天候な状況下においても被写体のクリアな視認性を確保できる「霞低減機能」などを搭載することで、環境に左右されずに鮮明な撮影を実現します。
本製品の価格、出荷時期は次のとおりです。
型番:NC−H1200
価格:オープン
出荷開始時期:2014年4月
NECは本製品を、放送局が設置している情報カメラ、公共インフラ施設や港湾などにおける映像監視や防災用の高所カメラなど、様々なシーンや用途に向けて拡販し、今後3年間で1000台の出荷を目指します。
「NC−H1200」の特長は、次のとおりです。
1.業界で初めてフルハイビジョンCMOSセンサを搭載、従来機に比べ高感度性能を約8倍向上
1.220万画素のフルハイビジョンのCMOSセンサを採用するとともに、NEC独自の回路設計を行い、昼夜を問わず、高感度・低ノイズな映像撮影を実現。
2.NEC独自の映像鮮明化技術を用いた「ノイズ低減機能」や「霞低減機能」などにより、夜間や暗所、霧、もやなどが発生した悪天候な状況下においても、鮮明な映像を撮影可能。
3.人の目には見えない近赤外波長領域の撮影を可能とし、更なる高感度撮影を実現するIR−PASS機能(注4)搭載モデル「NC−H1200iR」もラインアップ。
2.自動調整機能やデジタルズーム機能など、昼夜連続撮影の機能を充実
1.24時間定点監視をサポートする自動感度機能(ASC)と自動追従ホワイトバランス機能(FAW)を搭載し、運用者の負担を軽減。
2.10倍のデジタルズーム機能を搭載。0.1倍刻みの細かなズーム倍率設定も可能なため、雲台システムと連携して、レンズのズーム端からデジタルズームへのスムーズな連動動作が可能。
NECは今後も、映像関連事業の拡大に向け製品・ソリューションの開発・強化を進めていきます。
なおNECは、本製品を「Inter BEE 2013」(会期:11/13(水)〜15(金)、会場:幕張メッセ(千葉県千葉市))に展示します。
「NC−H1200」の製品仕様については、別紙をご参照ください。
【別紙】「NC−H1200」製品仕様
※添付の関連資料を参照
以上
(注1)NEC調べ。
(注2)光増倍素子などの特殊デバイスを使用しないフルハイビジョンCMOS撮像素子による三板式高感度カメラ。
(注3)新開発の低ノイズ高感度撮像素子と低ノイズ回路技術、映像鮮明化技術により、従来機(NC−H1000II)比照度1/8でも同等画質で撮影可能。
(注4)可視光領域に加えて、近赤外波長帯領域の光も撮影し、感度を高める機能。
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC 放送映像事業部 国内・公共事業推進部
TEL:03−3798−6363