Article Detail
パナソニック電工、嵌合時の高さ0.8mmを実現した細線同軸コネクター「CFシリーズ」を発売
嵌合時の高さ0.8mmを実現した細線同軸コネクタ「CFシリーズ」を新発売
*製品画像は添付の関連資料を参照
パナソニック電工株式会社は、これまでに多くの採用実績のある狭ピッチコネクタで培った小型化技術や金属加工技術を駆使し、低背設計の基板対細線同軸線接続用細線同軸コネクタ「CFシリーズ」を開発。2011年4月に発売開始します。
本製品は、垂直嵌合で嵌合時の高さ0.8mmを実現。薄型化が求められる小型電子機器への搭載に適しています。また、低背設計でありながら高い剛性を有するプラグと当社独自の「タフコンタクトアドバンス」構造搭載のレセプタクルを嵌合することにより、落下衝撃などへの耐久性にも優れています。
細線同軸線は主に高機能な携帯端末やノートパソコン、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの回転(2軸)ヒンジ部への搭載に適しており、既に多くの機器への搭載が広がっています。
極細線を束ねてシールドで覆う細線同軸線は、FPC(フレキシブルプリント配線板)と比較して屈曲性に優れるため、機器設計の自由度向上に貢献します。また、ノイズに強い特性から、高速伝送用途にも適しており、今後さまざまな機器への応用展開が期待されます。
当社は、こうした細線同軸線に対応したコネクタを市場投入することで、電子機器のさらなる小型化・薄型化や多機能化に対応。先行して発売した垂直嵌合で省スペース設計の「CSシリーズ」に続いて、今般、本製品を発売するに至りました。
当社は、細線同軸コネクタを含めた多様なコネクタ製品群により、電子機器の高機能化に伴うさまざまなニーズに対応していきます。
製品名:細線同軸コネクタ「CFシリーズ」
サイズ(mm):幅3.7mm×高さ0.8mm×全長21.4mm(40芯)
芯数:40芯、50芯
主な用途:携帯電話、小型ノートパソコン、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなど
発売日:2011年4月
販売目標:50万セット/月(2011年度)
■主な特長
(1)嵌合時の高さ0.8mmを実現した低背設計
(2)落下衝撃などに強い、当社独自の「タフコンタクトアドバンス」構造を採用
■特長
*添付の関連資料を参照
以上