独ＶＷ、フランクフルトモーターショーでコンセプトカー「ゴルフ　スポーツバン」など公開

生産型に近いコンセプトモデルをIAAで世界初披露
“ゴルフ　プラス”のコンセプトを未来につなぐスポーツバン
コンパクトカーとミニバンの世界を融合した新しい発想のオールラウンダー
ゴルフ　プラスの後継としてスポーティなデザインと日常ユースでの機能性を売りに

　２０１３年９月、ウォルフスブルグ／フランクフルト発。

　９月１０日〜２２日までフランクフルトで開催される第６５回国際モーターショー（IAA）で、フォルクスワーゲンは、新型ゴルフR（４輪駆動のフラッグシップモデル）、先進的なe−Golf（量産を前提にしたゼロエミッション車）とともに、コンセプトカー「ゴルフ　スポーツバン」を世界初公開します。この新しいフォルクスワーゲンにおいて、コンパクトカーとミニバンの世界は融合され、より豊かな室内スペースにより、アクティブなレクシエーションやファミリー／仕事などを見事に満たしてくれる、新しいタイプのクルマが誕生します。ゴルフ　スポーツバンで特に魅力的なのは、従来のゴルフプラスよりも明らかに広くなり、アレンジの自由度も増したインテリア（リヤベンチシートの位置は最大１８０mm前後に動かすことができ、荷室容量は１，５００?超え）と先進的なドライバーアシスタンス　システムでしょう。そうしたシステムのひとつが、ゴルフでは初採用となる「ブラインドスポットモニター」です。クルマを走らせているとき、ブラインドスポットモニターは、死角にあるクルマを検知してドライバーに警告してくれます。また、駐車スペースからバックで出ようとするときなど、システムがドライバーからは見にくい背後のクルマなどを検知してくれます。仮に接触の危険を感知すると、システムは自動的に介入し、緊急ブレーキを作動させます。

＜３番目のボディバリエーション＞
　スポーツバンは、モジュラー　トランスバース　マトリック（MQB）の技術レイアウトに沿って作られたゴルフの３番目のボディバリエーションであり、その”DNA”は、GTIなどのスポーツイメージを持つアイコンモデルとリンクしています。例えば、ゴルフGTIからは標準装備のXDS＋を移植しました。技術的なことをいえば、エレクトロニックディファレンシャルロックは、エレクトロニック　スタビリティコントロール（ESC）システムの一部として、クルマの運動性能を高める働きをします。XDS＋を採用することで、クルマのコーナリングスピードがより速くなり、そこでの反応もよりスポーティで正確になります。ゴルフ　スポーツバンは、ゴルフ　プラスの後継モデルであり、来年の中頃に、コンパクトミニバンとして市場デビューを飾るでしょう。

＜大きな可能性を秘めたモデルシリーズ＞
　ゴルフ　スポーツバンの先行モデルであるゴルフ　プラスは、コンパクトクラスで、かなりのマーケットシェアを獲得することに成功しています。それもそのはず、乗員に良好な視界を提供する高めのシートポジションと、前後にスライド調整できるリヤベンチシートを備えたゴルフ　プラスは、多目的に使えるクルマを求めつつ、伝統的なミニバンには乗りたくないというお客様にとって、とても魅力的な選択肢のひとつになっています。フォルクスワーゲンは今回、ゴルフ　スポーツバンで、そのコンセプトをさらに発展させ、よりダイナミックで、より個性的な形に生まれ変わらせました。新しいゴルフ　スポーツバンは、マーケットシェアをさらに大胆に伸ばす可能性を持っています。その販売が期待される上位１０か国は、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、ロシア、ベルギー、イギリス、オランダ、スペイン、スイスです。


　※以下、「デザイン／装備品」などリリースの詳細は添付の関連資料を参照


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