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ルネサスエレクトロニクスなど、携帯機器向け通信モデム事業の海外2社を米社に売却
子会社の異動を伴う株式等の譲渡に関するお知らせ
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役会長兼CEO:作田 久男、以下 ルネサス)とその100%子会社であるルネサス モバイル株式会社(代表取締役社長:茶木 英明、以下 RMC)は、本日、RMCの子会社であるルネサス モバイル・ヨーロッパ社(以下、RME)およびRMEの子会社であるルネサス モバイル・インド社(以下、RMI)の全株式、ならびにLTEモデム技術に係る一部の資産をブロードコム・コーポレーション(以下、ブロードコム社)へ譲渡すること(以下、本件譲渡)を決定し、その旨を定めた最終契約をブロードコム社との間で締結しましたので、お知らせいたします。
1.株式譲渡の理由
ルネサスおよびRMCは、本年6月27日にRMEおよびRMIのLTEモデム技術(以下、LTEモデム技術)に関する新規開発および拡販を停止し、当該事業から撤退する方針を決定、発表しました。その後、RMEおよびRMIの事業停止に向けた手続きを進めておりましたが、今般、ブロードコム社から、LTEモデム技術を取得したいとの申し入れがあり、これを検討した結果、通信向け半導体のイノベーター、グローバルリーダーであるブロードコム社に本件譲渡を実行することが全てのステイクホルダーにとって望ましいとの判断に至りました。
本件譲渡により、ルネサスおよびRMCは、LTEモデム事業からの撤退を速やかに実行し、注力事業への集中を加速できる一方、ブロードコム社は同社が注力する通信向け半導体事業の強化が図れるため、双方にとって企業価値の向上につながるものと期待されます。
2.株式譲渡する子会社の概要
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照