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アイティフォー、高速・大容量の5GHz帯無線アクセスシステム「Airmux」2機種を販売開始
[新製品]高速・大容量の5GHz帯無線アクセスシステム「エアーマックス」新発売
〜ケーブル敷設が難しい場所での伝送手段に!災害対策や監視カメラにも〜
株式会社アイティフォー(東京都千代田区、代表取締役社長 東川 清)は高速・大容量のデータ通信が可能な5GHz帯無線アクセスシステム「Airmux(エアーマックス・注1)」2機種を本日より販売開始します。物理的な制約でケーブル敷設が難しい環境において「最大60キロメートルまで到達(注2)」「業界トップクラス・最大250Mbpsの伝送量」「移動体通信に対応」という特長により有線のケーブルを超えるソリューションを提供します。価格は1対1の通信に対応するAirmux 400が税込みで100万円から。1対Nに対応するAirmux 5000が同120万円から。高所やビル間ネットワーク、離島、過疎地との通信などに加え、監視カメラの伝送手段としても拡販し、今後1年間で30システムの受注を目指します。
<ケーブル敷設が難しい場所でのさまざまな伝送手段に>
ケーブルの敷設が難しい場所、例えば公道をまたぐ施設、広大な駐車場、高所、ビルオーナーからケーブル敷設の許可を取得できない場所などにおいて低コストかつ短期間で伝送手段を構築することができます。通常、穴を掘ってケーブルを敷設するには1メートル1万円かかると言われており、LANの場合はさらに100メートルごとにリピーターの設置が必要なことから、敷設距離が長くなるほど本製品の優位性が高まります。
<高速・長距離伝送で離島の監視も!電波干渉も自動回避>
監視カメラに使用する場合、メガピクセルカメラで1台あたりの利用帯域は約1.5Mbpsです。最大250Mbpsの伝送量を持つ本製品は100台以上のカメラ接続が可能となります。最大60キロメートルの到達距離を持つことから離島の監視も容易です。また5GHz帯の中で使用する周波数を自動的に変更する機能により、電波干渉による通信トラブルを自動回避します。
<1対Nの移動体通信にも対応(Airmux 5000)>
1対1の通信を行うAirmux 400に対し、上位機種のAirmux 5000では1対Nの通信に加え、移動体通信にも対応します。例えば踏切に設置した監視カメラの映像を移動する電車の運転席からモニター監視することが可能です。
<携帯キャリア向け中継ステーションや災害対策にも>
山岳地帯や離島などケーブル敷設が難しい地域における携帯キャリア向け中継ステーションとしてもケーブルと同等以上の伝送手段を低コストで実現することが可能です。また災害などで分断した通信ケーブルの代替えと手段としても迅速な伝送手段を構築できるなど災害対策にも効果的です。
(注1)Airmuxはイスラエル・RADデータ・コミュニケーションズ社の製品です。5GHz帯は免許が不要な登録制のため、利用が比較的簡単で様々な用途に利用されています。
(注2)本製品は性能上最大120キロメートルまで到達できる能力を持ちますが、日本では電波法の関係から出力を抑え、到達距離を最大60キロメートルとしています。
※製品画像・参考画像は、添付の関連資料を参照
【株式会社アイティフォーの概要】
代表者:代表取締役社長 東川 清
本社所在地:〒102−0082 東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
事業内容:システムインテグレーター(システム構築)
東証第一部(4743)
電話:03−5275−7841(代表)
URL:http://www.itfor.co.jp/