東京商工リサーチ、２０１０年の全国企業倒産状況を発表

東京商工リサーチ、２０１０年（１月〜１２月）の全国企業倒産状況を発表

【倒産白書】２０１０年（１月〜１２月）

倒産件数が前年比１３．９％減の１万３，３２１件　上場企業倒産が１０件発生


２０１０年（１月〜１２月）　全国企業倒産状況（負債総額１，０００万円以上倒産）


倒産件数　１万３，３２１件

負債総額　７兆１，６０７億７，３００万円

前年比
　件数　−１３．９％（前年　１万５，４８０件）
　負債　　＋３．３％（前年　６兆９，３００億７，４００万円）

（％は小数点２位以下切捨）


＜ダイジェスト＞
　◆倒産件数：前年比１３．９％減の１万３，３２１件、４年ぶりに１万４，０００件を下回る
　◆負債総額：前年比３．３％増の７兆１，６０７億円、戦後１４番目の規模
　◆大型倒産：日本航空など負債１０００億円以上の倒産が７件（前年６件）発生
　◆原因別：販売不振を中心とする「不況型」倒産構成比が過去最高の８２．９％
　◆形態別：法的倒産件数の構成比が過去最高の７８．５％
　◆従業員数別：５人未満の構成比が平成最高の６６．０％
　◆地区別件数：６年ぶりに９地区すべてで前年比減少
　◆資本金１千万円未満（個人企業他を含む）の構成比が１４年ぶりに５０％を上回る
　◆業種別件数：スーパーが前年比２０．８％増、情報関連サービス業が同３．９％増