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日本NI、システム開発ソフトウェア「NI LabVIEW 2013」を発表
日本NI、NI LabVIEW 2013を発表
開発者がツールの習得ではなくイノベーションの創出に注力できるLabVIEWへ
<ニュースハイライト>
・複雑性を増すシステムの管理に役立つ、ドキュメント化やデバッグをサポートする新しいツールを搭載しています。
・WebサービスやNI LabVIEWアプリケーションビルダ(注1)の機能強化により、大規模なシステムを効率的に実装できます。
・Linux(R)、ARM(R)、およびXilinx Zynq(R)など最新技術を取り入れた、NI CompactRIOコントローラの新製品「NI cRIO−9068(http://sine.ni.com/nips/cds/view/p/lang/en/nid/211620)」(注2)に対応し、より柔軟に組込/制御監視システムを開発することができます。
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:池田亮太、以下日本NI)は8月7日、業界をリードするシステム開発ソフトウェア「NI LabVIEW」の最新版「NI LabVIEW 2013(http://www.ni.com/labview/ja/)」を発表いたします。LabVIEWは、計測・制御システムの開発に必要とされる様々なハードウェアを統合することができます。開発者は高度な最新技術を活用する場合でも、新たなツールを習得することなく、そのメリットを享受することができます。LabVIEW 2013では、最新のハードウェアテクノロジへの対応に加え、サンプルプロジェクト(注3)の徹底的な見直しと追加、ユーザのスキルアップに役立つ学習リソースを充実させるなど、開発環境をさらに強化しています。LabVIEW 2013を使用することで、課題解決や生産性の向上が可能となり、自信を持って技術革新に取り組むことができます。
<ナショナルインスツルメンツ マーケティング部門 バイスプレジデント Ray Almgrenのコメント>
「LabVIEW 2013は優れた最先端技術を活用しており、開発者にとってなくてはならない存在です。NI Linux Real−Time OSに対応したことから、コミュニティにある豊富なライブラリを使用できるようになっただけではなく、NI CompactRIOコントローラの新製品「NI cRIO−9068」を使用したアプリケーションの開発において、開発プラットフォームの中核として重要な役割を果たします。」
<ベータ版ユーザ Wirebird Labs Jack Dunaway氏のコメント>
「LabVIEW 2013のWebサービスの使い心地だけでも、アップグレードする理由となります。私がLabVIEWで作成するツールはWebサービスへの依存度が高く、今回の機能強化により、複雑なWebベースシステムをかつてないくらい直感的に設計できるようになりました。また、新しいAPIの機能によって、Wirebird Labsにとって大きな価値を築くことができました。これまでも、LabVIEWは着実に進歩してきましたが、今年はさらに画期的な進歩を遂げています。」
<NI LabVIEW 2013の新機能>
・作業効率を向上させるテンプレート/サンプルプロジェクトの刷新および追加
・ブックマークマネージャを使用したコメントの一元管理が可能
・LabVIEWアプリケーションビルダを使用した配布パッケージへの関連ドライバの自動追加が可能
・イベント駆動型プログラミングにおける検査およびキューの優先度管理機能を追加
・実装やデバッグの時間短縮を実現するWebサービス機能の強化
詳細は次のURLをご覧ください。
http://www.ni.com/labview/whatsnew/ja/
※参考画像は添付の関連資料を参照
■関連情報
・NI LabVIEWの価格とオプション:http://www.ni.com/labview/buy/ja/
・ユーザ事例:http://www.ni.com/labview/roi/ja/
・無料評価版ダウンロード:http://www.ni.com/trylabview/ja/
(注1)NI LabVIEWアプリケーションビルダ
LabVIEWを使用してスタンドアロンアプリケーションや共有ライブラリを作成するためのアドオンパッケージ。作成したアプリケーションはエンドユーザ用アプリケーションとして、または他の開発者が異なる開発環境で使用できるように共有ライブラリとして配布できる。
(注2)NI CompactRIOコントローラ「NI cRIO−9068」(http://sine.ni.com/nips/cds/view/p/lang/ja/nid/211620)
NI ComapctRIOは、FPGA技術とリアルタイムOSがベースとなる小型の制御・監視システム構築用ハードウェアで、最大50Gもの耐衝撃、100種類以上の工業用I/Oモジュールに対応するオープンな組込アーキテクチャを備える。NI cRIO−9068コントローラはLabVIEW 2013と同日発表の新製品で、Xlillinx Zing(R)−7020 All Programmable SoCなどの最新技術を取り入れ、デュアルコアARM(R)Cortex(TM)−A9プロセッサおよびXillinx 7シリーズFPGAファブリックを組み合わせ、従来製品の4倍の性能向上を実現している。
(注3)サンプルプロジェクト
1つまたは複数のテンプレートを実際のアプリケーションで使用する方法を示すもの。応答性の高いユーザインタフェース、非同期解析、データロギング、ユーザダイアログ、エラー処理、複数の個別タスクなど、計測アプリケーションで一般に求められる要件を満たしている。
<日本ナショナルインスツルメンツについて>
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社(http://www.ni.com/jp)は、1976年以来、生産性を高めイノベーションを後押しするツールを世界中のエンジニアに提供してきた米国ナショナルインスツルメンツの日本法人です。NIの「グラフィカルシステム開発」手法は、統合されたソフトウェア/ハードウェアプラットフォームを導入することで、計測・制御機能を必要とするあらゆるシステムの開発を迅速化します。技術によってよりよい社会を目指すというNIの姿勢と長期的ビジョンは、顧客や取引先、従業員の成功にも貢献しています。本社はテキサス州オースチンにあり、従業員数は7,100名以上、セールスオフィスは世界40ヶ国以上にあります。日本においては、日経ビジネス誌に掲載される「働きがいのある会社」(従業員25〜249人の部門)に3年間連続で選ばれています。
本リリースのURL:
http://www.ni.com/newsroom/release/labview-2013-helps-users-focus-on-innovation-instead-of-infrastructure/ja
【本リリースに関するお問い合わせ先】
一般読者向け
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
プロダクト事業部 営業部
TEL:0120−527196/FAX:03−5472−2977
E−Mail:salesjapan@ni.com
CompactRIO、LabVIEW、National Instruments、NI、およびni.comはナショナルインスツルメンツの登録商標です。その他の企業名ならびに製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。