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富士通、NTTドコモ向け山間部などに適したLTE対応小型無線基地局装置を出荷開始
NTTドコモ向け山間部などに適したLTE対応小型無線基地局装置の出荷を開始
当社は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:、以下、NTTドコモ)に、LTE対応小型無線基地局装置の開発・製造メーカーとして選定され、NTTドコモと共同で開発・評価を進めてきました。このたび、山間部などの基地局向けとして、NTTドコモへの商用基地局装置の出荷を開始しました。
このたび出荷を開始したLTE対応小型無線基地局装置は、NTTドコモのdocomo LTE Xi(クロッシィ)(R)およびFOMA(R)で利用されるものです。
本基地局装置は、無線装置を制御する親局と、電波を送受信する無線装置である子局で構成されている、リモート設置型基地局の親局にあたります。
本装置は、2つの子局が接続でき、1台の装置で2つの周波数帯を用いたエリア展開を可能とします。さらに、docomo LTE XiおよびFOMA両サービスの同時対応が可能であり、柔軟なサービスエリア展開に活用できます。
また、高効率・高集積化デバイスの採用、シンプルなアーキテクチャーの採用により小型・軽量化(容量約25リットル・重量約24kg)を実現したことで、容易な工事で、従来設置が困難だった山間部を含む屋外設置など、様々な設置形態への対応が可能となり、NTTドコモのサービスエリア展開に大きく貢献することができます。
当社は、NTTドコモとのパートナーシップをさらに強化し、LTEサービスのさらなる発展をサポートしていきます。また、グローバルを視野に入れた事業拡大を行うことで、移動通信のさらなる発展に貢献していきます。
※製品画像は添付の関連資料を参照
<商標について>
「Xi/クロッシイ」「FOMA」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
以上