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東芝、最速書き込み速度を実現したUHS−II対応のSDメモリーカード4製品を発売
世界最速の書き込み速度を実現した
UHS−II対応SDメモリカード「エクセリア」シリーズの発売について
当社は、SDメモリカード規格Ver.4.10の高速シリアルバスインターフェース規格であるUHS−II(注1)に対応し、世界最速(注2)の書き込み速度(注3)を実現したSDHCメモリカード「EXCERIA(エクセリア) PRO(TM)」など2シリーズ4製品を、10月から順次発売します。
新製品は、「EXCERIA PRO(TM)」、「EXCERIA(TM)」の2シリーズで構成しており、より高速な転送規格UHS−II対応に加え、当社独自開発のコントローラを搭載することで大幅に転送速度を高めています。「EXCERIA PRO(TM)」は書込み速度が世界最速の240MB/秒で、UHS−I対応の従来商品(注4)と比べて約2.5倍の速さを実現しています。これによりデジタルカメラの高速連写機能において書込み時間の長さによって発生するインターバル時間をより短くすることができ、一層細かい、連続性のある写真撮影が可能となります。
SDメモリカードの対応機器は多様化、高機能化しており、特にデジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラにおいては、高速連写機能使用時のインターバル時間や記録したデータのパソコン等へのコピー時間の短縮が求められています。また、フルHD動画の4倍の解像度である4K2K動画記録へのニーズが高まっており、大容量のデータをより高速に転送する機能が求められています。
当社は今後も、これらのニーズに応えられるよう、UHS−II対応SDメモリカードのラインアップを拡充していきます。
注1:SD4.10規格の高速シリアルバスインターフェース仕様で、シングルレーンアクセスで156MB/秒、デュアルレーンアクセスで312MB/秒のバス転送速度を実現する規格。
注2:2013年7月 現在。
注3:転送速度は使用する機器の性能やファイルサイズによって異なる場合があるため、常に最大転送速度を保証するものではありません。
注4:UHS−IとはSD3.0規格の高速バスインターフェース仕様で、最大104MB/秒のバス転送速度を実現する規格。この規格に対応している当社製品「EXCERIA Type1 SD−GU032G1」(32GB)では、書込み速度が90MB/秒、読み出し速度が95MB/秒。
※新製品の概要・主な特長などは添付の関連資料を参照
*SDHCメモリカード(32GB、16GB)はFAT32ファイルシステムを搭載したSDXC対応機器およびSDHC対応機器でご使用ください。従来のSD対応機器ではファイルフォーマットが異なるためご使用できません。
*SDXCメモリカード(64GB)はexFATファイルシステムを搭載したSDXC対応機器でご使用ください。従来のSD/SDHC対応機器ではファイルフォーマットが異なるためご使用できません。
*EXCERIA(TM)、EXCERIA PRO(TM)は東芝の商標です。
以上
※製品画像は添付の関連資料を参照