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ニールセンなど、コミュニケーション系サイトの利用目的・意識調査結果を発表
ニールセン株式会社、株式会社サイバーエージェント
共同でコミュニケーション系サイトの利用目的・意識調査を実施
−ネットユーザーは利用目的別にコミュニケーションサイトを使い分ける
−Facebook、Amebaが広告接触後の認知、興味、関心の向上に貢献
ニールセン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:武智 清訓)と株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田 晋)は、コミュニケーション系サイトのPCとスマートフォンでの利用目的や意識、広告・コンテンツ接触後の行動に関して、各サイトを3カ月以内に利用した人を対象に共同で調査を行いました。
それによると、PCとスマートフォンともに利用目的別にサイトを使い分けていることがわかりました。PCでは友人の近況を知るために利用されるのはFacebook、mixi、Twitterで、スマートフォンではLINEが知人との連絡手段として利用されていることがわかりました。また、著名人や第三者の意見や近況を知るためには、PC、スマートフォン共にAmeba、Twitterが利用されていることがわかりました。また、コンテンツや掲載されている広告接触後の意識、行動では、FacebookとAmebaが商品やサービスの認知、興味、関心の向上に貢献していることがわかりました。
まず、利用用途ごとにどのサイトを利用するかを尋ねたところ、PCでの利用目的として、「友人・知人の近況を知るため」に利用すると回答したのは、Facebook(68%)、mixi(61%)、Twitter(45%)の順となっていました。また、「タレントや著名ブロガーなどの第三者の意見や近況を知るため」に利用されるのは、Ameba(45%)、Twitter(30%)であることがわかりました。スマートフォンでは「友達との連絡手段として使うため」にLINEが利用される割合(60%)が高いことがわかりました。(図表1)
また、利用目的において「知りたい・調べたい情報を得るため」、「面白い情報・お得な情報を得るため」に利用されるサイトは、PC・スマートフォン共に、Twitter、Amebaの順となっていました。既婚女性がスマートフォンで利用する際には、AmebaとTwitterが同程度利用されることがわかりました。(図表2)ニールセン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:武智 清訓)と株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田 晋)は、コミュニケーション系サイトの利用目的や意識、広告・コンテンツ接触後の態度変容に関して、PCとスマートフォンの各サイトを3カ月以内に利用した人を対象に共同で調査を行いました。
・図表1 利用用途別の利用サイト
・図表2 利用目的別の利用サイト
※添付の関連資料「参考資料」を参照
サイトに掲載されているコンテンツや広告を見た後、「商品やサービスを知った」、「商品やサービスに興味・関心を持った」ことがあるサイトは、Facebook、Amebaの順で、「さらに検索やブログなどで商品やサービスの評判や口コミを調べた」ことがあるサイトは、Twitter、Facebook、Amebaと続きました(図表3)。また、既婚女性に対象を絞った場合は、「商品やサービスを知った」、「商品やサービスに興味・関心を持った」、「さらに検索やブログなどで商品やサービスの評判や口コミを調べた」サイトとして、いずれもAmebaがトップでした。(図表4)
・図表3 コンテンツ、広告への接触後の意識、行動
・図表4 既婚女性のコンテンツ、広告への接触後の意識、行動
※添付の関連資料「参考資料」を参照
特定のコンテンツを目的として訪問するサイトとして、「エンタテインメントコンテンツを楽しみに来訪する」のはAmeba(40.2%)、Twitter(33.7%)で、「ファッションコンテンツを楽しみに来訪する」のはAmeba(15.4%)、Facebook(12.9%)となっていました。また、「グルメコンテンツを楽しみに来訪する」のはAmeba(15.8%)、Facebook(15.1%)となっており、特定のコンテンツに対する関心はいずれもAmebaが高くなっていることがわかりました。(図表5)
・図表5 コンテンツ別楽しみに来訪するサイト
※添付の関連資料「参考資料」を参照
今回の調査により、インターネットユーザーはPC、スマートフォンに関わらず、目的によりサイトを使い分けていることがわかりました。友達への連絡手段としてスマートフォンでのLINEの台頭が目立つ一方、タレントや著名ブロガーなどの第三者の意見や近況を知るためにAmebaが利用され、PC、スマホを問わず、利用者の興味・関心を喚起していました。特に既婚女性にその傾向が強く、AmebaはTwitterと並んで利用者自らが知りたい情報や面白い情報を得る際に使われるメディアであることがわかりました。
※会社概要は添付の関連資料「参考資料」を参照