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エプソン、車載向けUSBハブコントローラーICのQFN48ピン小型パッケージを出荷開始
車載向けUSBハブコントローラーIC「S2R72A4シリーズ」のラインアップに
QFN48ピン小型パッケージを追加
〜実装面積および高さを従来商品(※1)から約40%低減し、実装エリア削減に貢献〜
※商品画像は、添付の関連資料を参照
セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、業界トップクラス(※2)の動作温度範囲−40℃〜105℃を実現している車載向けUSBハブコントローラーIC「S2R72A4シリーズ」のラインアップに、実装面積および高さを従来商品から約40%低減したQFN48ピン小型パッケージを追加し、このたびサンプル出荷を開始しました。
利便性の高いUSBは、カーナビゲーションなどの車載機器においてもインターフェースとして普及しています。2009年に発売した、エプソンの車載向けUSBハブコントローラーIC「S2R72A4シリーズ」は、車載品質を確保しながら、5m以上の長いUSBケーブルでも安定した通信を実現する業界トップクラス(※3)の送受信性能が特長です。長いUSBケーブルを利用して車内フロント部のカーナビゲーションなどと、リア部のモニターや音響機器などを接続し、安定通信できる点を高く評価され、多くの車載機器メーカー様に採用いただいています。
昨今、車載システムの電子化により総電子部品数が増える中、各電子基板上の実装面積や高さを抑える必要性がますます高まっています。このような要望に応えるために、このたびエプソンが商品化したQFN48ピン小型パッケージは、「S2R72A4シリーズ」のQFP48ピン小型パッケージと比較して、実装面積は約40%小型化(QFP:9mm×9mm、QFN:7mm×7mm)し、高さも約40%低減化(QFP:1.7mm、QFN:1.0mm)しているため、車載機器の実装エリア削減に大きく貢献します。
今後もエプソンは、強みである小型・低消費電力技術を核とし、お客様の期待を超えるデバイス商品・サービスを提供してまいります。
※1 当社QFP48ピン小型パッケージ品(S2R72A42F12、S2R72A43F12、S2R72A44F12)との比較
※2 エプソン調べ(2013年6月下旬)
※3 車載向けUSBハブコントローラーICにUSBケーブルを接続し、通信エラーが発生しない長さを評価。エプソン調べ(2013年6月下旬)
※以下、特長などは添付の関連資料を参照
【関連リンク】
本商品の詳細情報は下記ウェブページをご参照ください。
http://www.epsondevice.com/support/interface/product/page14.html
以上