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不動産経済研究所、5月の近畿圏のマンション市場動向を発表
≪近畿圏のマンション市場動向≫
−2013年5月度−
◎発売は3.4%減の1,989戸、戸当り価格、単価は2カ月連続のアップ。
◎契約率は82.3%。70%超は15カ月連続。在庫は5カ月連続の減少。
(1)5月の発売は1,989戸、前年同月(2,060戸)比3.4%減、前月(1,347戸)比47.7%増。
(2)契約率82.3%、前年同月(75.3%)比7.0ポイントのアップ、前月(79.8%)比2.5ポイントのアップ。
(3)1戸当り価格は3,534万円、1m2当り単価は52.1万円。
前年同月比で戸当り価格は93万円(2.7%)のアップ、m2単価は3.6万円(7.4%)のアップ。
前年同月比で戸当り価格、m2単価とも2カ月連続のアップ。
(4)販売在庫数は1,696戸、前月末比135戸の減少(’13年4月末1,831戸、’12年5月末2,744戸)。
(5)即日完売物件(6物件214戸)
[1]アービング川口1期(西区15戸2,886万円43.6万円平均1倍最高1倍)
[2]なんばセントラルプラザリバーガーデン4期(浪速区100戸4,212万円50.2万円平均1.1倍最高8倍)
[3]ローレルコート門戸厄神1期1・2次(西宮市50戸4,864万円63.4万円平均1.1倍最高3倍)
(6)マンション市況の特徴
春の商戦、話題物件も開始し販売は絶好調。
在庫物件、特に完成在庫の減少が顕著。
☆近畿圏のマンション市場動向(2013年5月度)
(調査対象地域=大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の2府4県)
1.5月の新規発売戸数は1,989戸である。対前年同月(2,060戸)比71戸、3.4%減、対前月(1,347戸)比642戸、47.7%増である。
1.5月の地域別発売戸数は大阪市部1,002戸(全体比50.4%)、大阪府下544戸(同27.4%)、神戸市部100戸(同5.0%)、兵庫県下169戸(同8.5%)、
京都市部102戸(同5.1%)、奈良県64戸(同3.2%)、滋賀県8戸(同0.4%)、京都府下及び和歌山県での発売はなかった。
1.新規発売戸数に対する契約戸数は1,636戸で、月間契約率は82.3%。前月の79.8%に比べて2.5ポイントのアップ、前年同月の75.3%に比べて
7.0ポイントのアップとなっている。
1.5月の地域別契約率は大阪市部86.3%、大阪府下78.7%、神戸市部75.0%、兵庫県下71.0%、京都市部90.2%、奈良県75.0%、滋賀県100%。
1.5月の1戸当り平均価格、1m2当り単価は、3,534万円、52.1万円である。前年同月に比べ戸当たり価格、m2単価ともに2カ月連続のアップ。
2013年4月は3,433万円50.5万円であったので、前月比総額では101万円(2.9%)のアップ、m2単価は1.6万円(3.2%)アップ。
2012年5月は3,441万円、48.5万円であったので、前年同月比総額では93万円(2.7%)のアップ、m2単価は3.6万円(7.4%)のアップ。
1.5月の地域別平均価格、1m2当りの分譲単価は以下のとおり。
大阪市部3,483万円、57.6万円、大阪府下3,576万円、46.3万円、神戸市部3,865万円、47.8万円、兵庫県下4,198万円、53.0万円、
京都市部2,520万円、50.6万円、奈良県3,450万円、41.6万円、滋賀県、2,487万円、32.1万円。
1.即日完売は214戸で全体の(10.8%)、フラット35登録物件戸数は1,159戸(同58.3%)であった。
1.5月末現在の継続販売在庫数は1,696戸で、2013年4月末現在の1,831戸に比べて135戸の減少。
1.なお、2013年6月の発売戸数は2,100戸程度の見込みである("12年6月2,096戸、"11年6月1,888戸、"10年6月2,449戸、"09年6月1,524戸)。
※以下の資料は添付の関連資料を参照
・II.新規物件特性分析(2013年5月末現在)
・1.タイプ別戸数
・1.価格帯別戸数
・図−1.新築マンション価格の推移(首都圏・近畿圏)2010年5月〜2013年5月
・図−2.契約率の推移(首都圏・近畿圏)2010年5月〜2013年5月
・図−3.月間発売戸数の推移(首都圏・近畿圏)2011年5月〜2013年5月