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日本気象協会、6月8日に発生した台風第3号の情報を発表

2013-06-14

台風第3号の影響で、近畿〜東北南部はまとまった雨に!!
〜山沿いを中心に、大雨による土砂災害や家屋の浸水にご注意ください〜



 一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区 会長:繩野克彦)は、日本列島に接近している台風第3号に関する情報を発表します。台風第3号は現在日本の南海上を北上しており、6月12日(水)から15日(土)頃にかけては、本州の南をゆっくりと進む見込みです。これに伴い、近畿から東北南部の太平洋側では、山沿いを中心にまとまった雨が予想されます。土砂災害や河川の氾らん、家屋の浸水などにご注意ください。


◇近畿から東北南部はまとまった雨に注意
 6月8日(土)に発生した台風第3号は、徐々に発達しながら日本の南海上を北上しています。今後、次第に速度を落としながら進路を東よりに変え、13日(木)頃からは本州の南でほとんど停滞する見込みです。また、台風の北上に伴い、梅雨前線も東海や関東の南岸へ北上すると予想しています。
 このため、本州の太平洋側を中心に、14日(金)頃にかけて広い範囲で雨が降り続くでしょう。特に、紀伊半島から東北南部にかけての山沿いでは、地形の影響で雨が強まりやすく、まとまった雨量となる見込みです。局地的な大雨も予想されますので、土砂災害や河川の氾らん、家屋の浸水などには十分にご注意ください。雨のピークは、西日本(紀伊半島)では12日(水)、東日本(東海〜関東)と北日本(東北南部)は13日(木)となるでしょう。


〔図1 予想進路図(11日9時)〕
〔図2 大雨の注意期間〕

 ※添付の関連資料を参照


 また、九州から東北南部にかけての太平洋沿岸では、今夜から次第に波が高くなる見込みです。高波による被害も予想されますので、海岸付近には近づかないようにご注意ください。

 なお、現在はまだ台風の予報円(図1に表示されている白い円で、この中に台風の中心が70%の確率で入ると予想される)が大きく、予想進路は今後大きく変わる可能性もあります。その場合は、雨の降り方(時間・量)も大きく変わることが予想されるため、今後の台風情報・気象情報にご注意ください。


◇防災上の注意点
 警戒期間:12日(水)から15日(土)
 警戒現象:まとまった雨・局地的な大雨、高波
 ・近畿〜東北南部を中心に雨が降り続き、まとまった雨となる見込みです
 ・山沿いでは強い雨が降り続く恐れもあります
 ・土砂災害や河川の氾らん、家屋の浸水害などにご注意ください
 ・九州〜東北南部の太平洋側では、高波となるため海岸付近には近づかないようにしてください

 本情報は2013年6月11日時点の予測資料から作成したものです。詳細については最新の気象情報(日本気象協会の気象情報サイトhttp://tenki.jp/)をご確認下さい。


<お問い合わせ先>
 一般財団法人日本気象協会
 お客様サービス課
 TEL:03−5958−8147、FAX:03−5958−8144、http://www.jwa.or.jpのお問い合わせ先

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