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第一生命、インドネシアの生命保険会社「パニンライフ」などに出資
インドネシア生命保険会社PT Panin Lifeへの出資について
第一生命保険株式会社(社長:渡邉光一郎、以下「当社」)は、2013年6月3日、インドネシア生命保険会社PT Panin Life(以下「パニンライフ」)、中間持株会社であるPT Panin Internasional(以下「パニンインターナショナル」)、及びその親会社であるPT Panin Financial Tbk(以下、「パニンフィナンシャル」)との間で、パニンライフ及びパニンインターナショナルの新株を引き受ける株式引受契約を締結しました。
本件の株式引受による出資金額は3.3兆ルピア(約343億円)となりますが、これにより当社のパニンライフへの実質的な出資比率は40%となり、同社及びパニンインターナショナルは必要となる当局認可等を前提に、当社の関連会社となる予定です。これにより、両社はビジネスの成長性に付加価値を付け、お客さま及びビジネスパートナーに最高レベルのサービスを提供します。
パニンライフは、世界第4位の人口規模を有し生保市場についても大きな成長が見込まれるインドネシアにおいて、現地大手銀行であるパニンバンク等を傘下に有する有力金融グループであるパニングループに属する生命保険会社です。個人代理人チャネル、銀行窓販チャネル、コールセンターを通じた直販チャネル等の複数のチャネルを保有し、販売チャネルの分散を図りながら足下の実績を伸ばしています。また、今回の出資にあわせて、当局認可等を前提として、パニンライフはパニンバンクと長期の独占銀行窓販契約を締結する予定です。
今回のパニンライフへの出資は、既に進出しているベトナム・インド・タイ・オーストラリアに続く海外生命保険事業の取組であり、今後も海外生命保険事業の一段の取組強化を図っていきます。
【出資の概要】
・パニンフィナンシャルは中間持株会社であるパニンインターナショナルを通じて、パニンライフの株式を約100%保有。
・当社は、パニンライフの新株533,669,000株を引き受け、5%の株式を取得。
・また、パニンインターナショナルの新株75,344,500株を引き受け、36.842%の株式を取得。
・パニンライフ及びパニンインターナショナルの2社の株式引き受けによって、当社は実質的にパニンライフの40%の出資者となる。
・参考:出資スキーム図
*参考図は添付の関連資料を参照
<パニンライフの概要>
名称 :PT Panin Life
事業内容 :生命保険事業
設立 :1974年
代表者 :Mr.Heru Yuwono Liem(President Director)
総資産 :38,761億ルピア(約403億円)(2012年度)
保険料収入 :22,158億ルピア(約230億円)(2012年度)
純利益 :1,203億ルピア(約12億円)(2012年度)
生保順位 :12位/45社中(2011年度収入保険料ベース)
上場/非上場 :非上場(※パニンフィナンシャルは上場)
当社の出資比率:(直接・間接合わせて)40%
以上
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照