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矢野経済研究所、高級インポート雑貨(アクセサリー)市場に関する調査結果を発表
高級インポート雑貨(アクセサリー)市場に関する調査結果 2013
〜2012年は6年振りとなる二桁成長、2013年も好調を持続〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内高級インポート雑貨市場の調査を実施した。
1.調査期間:2013年3月〜5月
2.調査対象:欧米高級ブランド日本法人、輸入代理店、卸等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、文献調査併用
<本調査における高級インポート雑貨(アクセサリー)とは>
本調査における高級インポート雑貨とは、欧米から輸入された腕時計、宝飾、陶磁器、クリスタル・ガラス製品、筆記具、眼鏡フレーム・サングラス(アイウェア)、キッチンツールの7分野を指す。特に眼鏡フレーム・サングラスについては、3万円以上の商品を対象とした。
【調査結果サマリー】
◆2012年の国内高級インポート雑貨の小売市場規模は7,030億円、6年振りの二桁成長
2012年の国内高級インポート雑貨の市場規模は、小売金額ベースで前年比110.5%の7,030億円となった。2009年に同市場は大幅に下落したが、2011年には震災を契機とした「絆」や「本物志向」による需要の高まりから前年比108.3%と回復、2012年は復興ムードや円高・株安の一服感による消費マインドの好転などを要因として、実に6年振りの二桁成長を果たした。2013年は景気回復の期待感から高額商品の消費はさらに旺盛になり、2006年の水準を目指して好調を持続するものと考える。2013年の高級インポート雑貨市場規模を、前年比107.3%の7,545億円(小売金額ベース)と予測する。
◆アイテム別では、特に「腕時計」「宝飾」が好調に推移
2012年の国内高級インポート雑貨市場をアイテム別でみると、「腕時計」「宝飾」「クリスタル・ガラス製品」「筆記具」「キッチンツール」の5アイテムがプラス成長となった。特に、全体市場の約8割を占める「腕時計」「宝飾」が好調に推移し、全体市場を大幅に押し上げる結果となった。
【資料発】
刊資料名:「2013 ファッショングッズ&ラグジュアリーマーケット」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C55107400
*リリースの詳細は、添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照