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東急電鉄など、次世代ステンレス車両「sustina」シリーズを東横線に5月導入

2013-04-16

東急電鉄総合車両製作所共同開発
次世代ステンレス車両「sustina(サスティナ)」シリーズを導入します
5月に東横線でデビュー


 東京急行電鉄株式会社(以下、東急電鉄)と、株式会社総合車両製作所(以下、J−TREC)は、共同で開発を進めていた次世代ステンレス車両「sustina(サスティナ)」の第一号車両を、東急電鉄5050系として5月中旬に東横線へ導入します。

 sustinaは、レーザー溶接の積極的な採用による車両構造の変更、骨組の軽量化などで、アルミ車両と同等の車体軽量化を実現している点が大きな特長です。これにより、これまでの車両に比べて走行時の消費電力量削減などによる省エネルギー性の向上のみならず、車両外観、内装においてもフラットですっきりとしたデザインを実現しています。

 今後も、東急電鉄とJ−TRECは、鉄道をご利用されるお客さまそして鉄道事業者各社にとって魅力的な、次世代ステンレス車両の開発・導入に引続き取り組んでいきます。
 sustinaの主な特長ならびに詳細は、別紙の通りです。


 *以下の資料は添付の関連資料を参照
  ・「東急電鉄 5050系」の画像
  ・国内向け「sustina」ロゴ(※)


 ※J−TRECでは、すでに海外向けステンレス車両のブランド名を「sustina(サスティナ)」として、海外市場への展開を進めていますが、国内向け次世代ステンレス車両についても、今回導入する車両を先駆けに、今後「sustina」シリーズとして展開します。


以上


【別紙】次世代ステンレス車両「sustina」の主な特長

1 更なる軽量化の実現による省エネルギー性の向上
  ○車両構造の変更や骨組の軽量化などにより、アルミ車両と同等の車体軽量化を実現
  ○走行時の消費電力量削減など省エネルギー性を向上

2 お客さま安全性の更なる向上
  ○内装ロールバー構造採用により車体側面からの衝突安全性を向上

3 ステンレスの特長を活かしたさらなる美観の向上
  ○レーザー溶接の積極的な採用により、雨どい・ドア・窓回り等の凹凸を少なくすることにより、フラットですっきりした外観デザインを実現
  ○室内壁面をフラット化するなど、シンプルですっきりとした内装デザイン

4 レーザー溶接による水密性の向上
  ○車体鋼板接合において、従来のスポット溶接からレーザー溶接による連続溶接を採用することにより、水密性(雨水浸入の防止)が向上
  ○樹脂シールを使用したシーリングが不要になることによるメンテナンス性の向上

5 製作工数削減による製作コスト低減
  ○内装、配線、部品取付等の簡略化による製作コスト低減


以上

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