ＣＡＲＤＮＥＴ、ネット取引時の本人認証手段「３−Ｄ　Ｓｅｃｕｒｅ」準拠の会員認証サーバーを開発

安全なインターネットショッピングを実現する本人認証サービスをカード会社へ提供
〜国内初！災害対策サイトを構築し、万全な会員認証を実現！〜


　クレジット情報処理センター大手の株式会社日本カードネットワーク（本社：東京都港区、代表取締役社長：井上　隆央、略称：ＣＡＲＤＮＥＴ）は、この度クレジットカードブランドであるＪＣＢ、Ｖｉｓａ、ＭａｓｔｅｒＣａｒｄが推奨する、インターネット取引時の本人認証手段「３−Ｄ　Ｓｅｃｕｒｅ（３−Ｄセキュア）（※１）」に準拠した会員認証サーバー（以下、ＡＣＳ）を開発し、２０１１年１２月よりカード会社へＡＳＰ形式でのサービス提供を開始します。

　本サービスを利用することで、カード会社は自社でこのＡＣＳを構築する必要がなく、容易に「３−Ｄ　Ｓｅｃｕｒｅ」を導入することができ、既に数社が本サービス導入の決定、または検討をしております。

※１：【３−Ｄ　Ｓｅｃｕｒｅ】：カード会員があらかじめ登録したパスワードを利用するインターネット取引の本人認証手段


■サービス説明■

【イメージ図】
　※添付の関連資料を参照


【機能・特徴】
◆国際３ブランドに対応
◆２４時間３６５日の運用監視
◆災害対策実施（国内初）
◆ＰＣＩ　ＤＳＳ　Ｖｅｒ．２．０準拠予定


　昨今、インターネットの活用は広く一般社会に浸透し、クレジットカード決済による取引も盛んに行われている一方で、未だに「クレジットカード番号」と「有効期限」のみで決済が完了するインターネット取引が多く、「本人なりすまし」などのクレジットカード不正利用が深刻な問題となっています。このような状況を踏まえ、社団法人日本クレジット協会および日本クレジットカード協会は、２０１０年１２月１４日付で「新規インターネット加盟店におけるクレジットカード決済に係る本人認証導入による不正使用防止のためのガイドライン」を発表しました。これを受けＣＡＲＤＮＥＴは、前述のガイドラインで導入のインフラ整備に努めることを原則とされた３−Ｄ　Ｓｅｃｕｒｅ未対応のカード会社に対し、本サービスを積極的に推進し、インターネット取引市場の健全な成長に取り組んでまいります。
　ＣＡＲＤＮＥＴは、カード会社と加盟店との間でオーソリなどクレジットカード決済における各情報の中継サービスを提供しており、創業以来クレジット業界とともに成長してきました。今後も決済インフラの提供企業として、急速に拡大する決済市場に対応すべく、安心・安全なインフラ整備・維持に努めてまいります。


※ＣＡＲＤＮＥＴ概要は添付の関連資料を参照