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日揮、ロシアのヤマルLNGプラントの詳細設計役務等を受注
ロシアのヤマルLNGプラントの詳細設計役務等を受注
日揮株式会社(代表取締役会長 竹内敬介、横浜本社 横浜市西区みなとみらい2−3−1)は、テクニップ・フランス社とジョイントベンチャーを組み(テクニップがリーダー)、JSCヤマルLNG社がロシア国ヤマル・ネネツ自治区サベタで進めるLNGプラント新設プロジェクトの有償見積りおよび詳細設計役務等に係る発注内示を受けましたので、お知らせいたします。プロジェクトの詳細は下記の通りです。
1.契約先:JSCヤマルLNG社
(露・ノバテク(Novatek)80%、仏・トタル(TOTAL)20%の合弁会社)
2.建設場所:ロシア連邦ヤマル・ネネツ自治区サベタ(ヤマル半島の東海岸)
3.契約内容:年産1,650万トン(550万トン×3系列)のLNGプラントに係る有償見積り、詳細設計および一部長納期機器等の調達役務
4.契約型式:ランプサム契約(但し、将来の全体契約の契約形態は別途調整)
5.受注金額:非公表
6.プロジェクトの概要:
本プロジェクトは、ロシアの独立系ガス会社であるノバテクが中心となり、ロシア国ヤマル・ネネツ自治区サベタで年産1,650万トンのLNGプラントを新設する計画です。
本プロジェクトにおいて当社は、テクニップとジョイントベンチャーを組み(テクニップがリーダー)、まず最初のフェーズとして、年産1,650万トン(550万トン×3系列)のLNGプラントに係る有償見積り、詳細設計および一部長納期機器の調達役務を遂行します。
次のフェーズとして、当ジョイントベンチャーによる見積り提出、顧客による最終投資決定が行われた後に、当ジョイントベンチャーと顧客間でLNGプラント建設に必要な全ての契約を締結する予定です。
本プロジェクトは、当社にとって初のロシアでのプラント建設プロジェクトの受注となります。世界最大の天然ガス埋蔵量を誇るロシアでは、今後も多くのLNGプラントの建設が計画されていることから、当社は本プロジェクトの受注を足掛かりにこれらプロジェクトの受注に向けて、積極的な営業活動を展開していく所存です。