らでぃっしゅぼーや、「チカラある野菜」から「赤土育ちのファーストトマト」など限定販売

過酷な環境×暴れん坊×栽培技術
赤土（あかつち）育ちのファーストトマトを限定販売
〜栽培環境、条件、品種にこだわった新ブランド「チカラある野菜」シリーズ開始〜



　らでぃっしゅぼーや株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：緒方大助）は、過酷な栽培環境（＝赤土）で栽培したトマト『赤土育ちのファーストトマト』を５月中旬まで数量限定で販売します。
　『赤土育ちのファーストトマト』は、栽培条件にこだわって「うまさ」「美味しさ」を追究した、らでぃっしゅぼーやの新ブランド「チカラある野菜」シリーズの第一弾です。


■生産者泣かせの過酷な環境「赤土」
　日本には様々な土壌が存在しますが、有名なのは火山国の日本に多い「黒（くろ）ボク」です。「黒ボク」は保水性、保肥力に富み、フカフカと柔らかいため作業性、生産性も高い土です。一方、日本の各地に点在する赤土土壌はその逆で、保水力・保肥力が低く、雨などで一度水分を含むと強くぬかるみ、一転、乾いてしまうと、クワが入らないほどガチガチになってしまいます。畑はまるで砕けた赤レンガを敷いたような状態です。
　また、水や肥料を蓄える力が低く、人が与えた余分な肥料や水が流亡しやすいです。
　しかし、赤土で栽培された野菜は、しっかりとゆっくりと根を張り、必要な養分だけを少しずつ吸収します。だからより風味の濃い野菜に育つのです。


　＊参考画像１は添付の関連資料を参照


■暴れん坊「ファーストトマト」
　現在、一般に出回っているトマトのほとんどが、桃太郎系や麗容などの丸い形をしたトマトです。
　今回お届けする「ファーストトマト」も１９８０年代までは主役の品種でした。「ファーストトマト」は野生の血が強く、成長しようとする力が生半可ではありません。水分や肥料はあればあるだけ吸収しようとするので、与える量を見誤ると、茎は缶ジュースほどの太さまで肥大し、実は大きいけれど薄くぼんやりした味に。さらに大玉を実らせた後は出がらしのようになってしまい、弱って実もつけなくなるという「暴れん坊トマト」なのです。
　さらに、きれいな丸型になりにくく、先端も尖っているため出荷や輸送時につぶれやすく、栽培農家が減ってしまいました。
　しかし、果肉は緻密、味は甘みだけではない、鮮烈な酸味、強い香りが特徴です。少し年配のトマト好きの方は「昔のトマトの味がする！」と懐かしんでいただけるでしょう。


■デメリットに真摯に向き合う「生産者」
　一般的に、生産性の低い赤土で栽培される野菜は味が良いことが知られています。今回、このトマト栽培は、赤土土壌の性質をよく観察し、作物との相性を考え抜き、毎日じっくりと樹を観察し不断の栽培管理を続ける生産者が取り組みます。特別なことをするのではなく、観察・考察・不断の管理ができる生産者です。


■商品概要
　商品名（１）：赤土育ちのファーストトマト
　　３００g　￥１，２８０（本体価格　￥１，２１９）冷蔵
　　予定産地：宮崎県、高知県、愛知県　農薬使用状況：低農薬

　商品名（２）：赤土育ちのマルトマト
　　３００g　￥１，１８０（本体価格　￥１，１２４）冷蔵
　　予定産地：宮崎県、高知県　農薬使用状況：低農薬

　購入方法：らでぃっしゅぼーやオンラインストア（http://online.radishbo-ya.co.jp/）
　　　　　　　dショッピング(TM)（NTTドコモのオンラインショッピングサイト）

　販売開始日：２０１３年４月３日（水）※お届け開始４月９日（火）〜


　＊参考画像２は添付の関連資料を参照


＜今後、赤土で栽培・販売する野菜（予定）＞
　（１）ピーマン（ちぐさ）　販売：４〜６月
　　　　半世紀前の古参品種。その味はピーマンの中でも随一。
　　　　みずみずしく、苦味の少ない主役ピーマン。

　（２）赤土タマネギ　販売：６〜８月
　　　　痩せ気味の土壌でじっくり、ゆっくり育て、甘みや辛味が鮮烈なタマネギ。
　　　　じっくり育つ分、肉質も緻密。加熱調理で驚きの味に。

　（３）国東半島の丸おくら　販売：７〜９月
　　　　大分県の国東半島／両子山から放射状に広がる、谷川沿いで栽培される丸おくら。
　　　　品種と風土が作り出す繊細丸おくらは、生で味噌をつけて食べるのがおすすめ。


■新ブランド「チカラある野菜」シリーズ
　らでぃっしゅぼーやでは、「赤土野菜シリーズ」を皮切りに、作物の特性を活かした「狙い作り野菜（仮称）」など、栽培環境や条件、品種にこだわった、安心・安全かつ「うまさ」「美味しさ」を追究した野菜をお届けします。


※狙い作り野菜
　例えば、かぼちゃは１つの株から時期をずらしていくつかの花が咲き、実が生ります。
　そのため通常、一度ですべて収穫するため、熟度のバラツキが発生します。狙い作り野菜は、１つの株から１つの果実だけを収穫する「１株１果採り」を行い、さらに収穫後すぐに出荷せず、一定期間寝かせるといった、食味にこだわった野菜をお届けします。